炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

石油バブルの崩壊と米国投資銀行群の連鎖倒産

2008-09-26 | 椿事
 
 7月の米国投資銀行5位の ベア スターンズ に続き、4位 リーマンブ ラーザーズ、3位メリル リンチが、下位から順番に倒産して行った。石油価格暴落と同時だった。
石油価格つり上げに、アメリカの大手金融機関が深く関与していると、報じられてはいたが、釣り上げの張本人の正体が、あぶり出された結末となった。

 辛うじて生き残った、米国投資銀行首位のGS ゴールドマン サックスと、2位のモルガン スタンレーも、持ち株会社( = かなり危うい会社 )へと格落ちとなった。
世界中の人々に、高いガソリンを買わせた、張本人どもの最後である。
 この九月につぶれたリーマン ブラザーズは、証券詐欺会社のライブドア株つり上げの黒幕だ。
ライブドアがもてはやれていた頃は、日本のマスコミをコントロールしていた感があった.
連中、メデイアも支配していた様子だ。実態のない会社を、さも有望な会社のように、日本のマスコミをあやつり、大々的にデマを報じさせる事の出来る米金融機関、恐るべしである。

 アメリカでの「経済の金融化」とは要するに、製造業がダメになり、資源生産地域に戦争をしかけ、金融機関が、その価格をつり上げ、法外に高い石油を世界中に買わせるという単純な図式だ。
その高いガソリンが仇となり、弱体化しつつもアメリカ最大の自動車会社だったGMの屋台骨が傾いでしまい、トヨタに抜かれた。

 影で儲けていたのは、石油販売を支配しているメジャーだ。エッソ、モービル、ソーカル(シェブロン)などは元々一つの会社でかつ、大手銀行もその系列だから、自社系列の金融部門に石油をつり上げさせていたわけだな。日本人でアメリカ系のスタンドで、ガソリン入れるなんぞ、盗人に追い銭をくれているようなものだw。。。


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