mab's MemoBlog

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カワイのピアノ・ファミリーコンサートへ

2007-01-29 00:32:49 | ピアノ
初めて、ピアノの「コンサート」と名前が付くものに行ってきました。
とはいえ、子供たちが習っているカワイのファミリーコンサートですが。。
ピアニストは、第1部が川村文雄さん、第2部が江崎昌子さん
実はどちらの方も知らなかったのですが、ウチのピアノの先生も最後に出て連弾するというので、家族で出かけました。

会場は、1300席位あるコンサートホール。舞台にグランドピアノがどかんと置いてあって、ライトアップされてます。
このホールは、息子が先日小学校の連合音楽会で演奏した場所らしく、「ライトが真夏みたいで暑いんだよね~」と気分は盛り上がっている。
「ファミリーコンサート」というだけあって、小さな子供達がたくさん。
うちの子供たちはじっとしていることができないし、こういうコンサートも初めてなので、長時間耐えられるか不安だったので、万が一の時に退出しやすいよう、後方の端っこの通路側の席をセレクト。
実はピアノって、演奏者の手が見える(舞台に向かって)左側が人気があるのですね。素人なので、右側に座っちゃいました。
右側の端っこの通路側に座っている人は、さすがにチビ連れが多かったようです。

第一部は、川村文雄さん。舞台が遠くてお顔はよく見えなかったけど、腰が低くて上品なかんじの人。
一曲づつ、マイクを握って作曲者や曲の説明をしてくれます。
子供が反応したのは、きらきら星変奏曲の最初のあたり。長くて眠くなったようで、途中から「まだ終わんないの?オシッコ」が始まって、じっとさせているのが苦痛でした。シューマンのトロイメライも知っていたかな。
45分お話と演奏があり、休憩に入ります。
そこで「腹減った」と言い出した子供達はロビーでドーナツを食べてました。

第2部の前に、ちょうど真ん中の席が空いたので、そこへ移動。今度は手の動きも見える場所でした!
次は江崎昌子さんという、ショパンを得意とする方。
会場の子供達も疲れてきたのか、あちこちで泣き声が聞こえて、こんな中で演奏しないといけないなんて・・・となんだか気の毒になっちゃいました。
最初の音の出だしとか、集中できなかっただろうなあ。。
「ファミリーコンサート」なので、子供はターゲットにしてると思うけど、「小さなお子さんが泣いたり歩き回ったりして迷惑にならないようにご注意下さい」と放送では注意をしていたけど・・・
せっかく音響効果のよいホールだったのに、私的にも残念でした。
うちの子供たちは、ギリギリってとこでしょうか。
息子は「腹減った。熱い。」とごそごそ・・・
娘は「先生まだ?今何番?」と絶えず、小声で話しかけに来る。
そういう子供達を横目に、なんだかすごく気疲れしました。
ダンナはずっと目を閉じて聞いている。・・聞いていたのか?
でも、子供の領分よりドビュッシーのを2曲、ショパンの別れのワルツなど、私も知っている曲もあり、すごいな~と感心しながら聞いていました。
子供達が盛り上がったのが、なぜか「熊蜂の飛行」。私は知らないけど、平日の夕方、子供向けの英語の番組?で「シャバダバ・ダバ・ダバ・・」と子供達が歌いながら踊っているようで、口ずさんでいました。
最後はショパンの「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」でブラボーとなるわけですが、子供は先生の出番が待ちきれません。

第2部も終わって、カワイの講師2人が登場し、ピアニストの二人に花束を渡します。その中の一人が娘たちの先生です。
4人がピアノの前に座り、八手で「ギャロップ・マーチ」を元気良く楽しそうに弾いてくれました。
こういうにぎやかなのはいいですね~。
子供達も、知っている先生が出てくるとすごく盛り上がります。
弾き終わって、小さな女の子が、ピアニストへじゃなくってウチの先生に花束を渡していました。ちょっとビミョウですね・。。

なんだかすごく疲れましたが、それを差っぴいても、楽しかったです。
ピアニストの方々、こんな観客の中での演奏、本当にお疲れ様でした。

演奏してくれたピアニストの方のCDを買うと、直筆サインをいただけるというので、江崎昌子さんの「ショパン・エチュード全集」を買って、サインしてもらいました。これです


ショパン:エチュード全集
江崎昌子, フレデリク・フランチシェク・ショパン
インディペンデントレーベル

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うちの子供たちにしては、まあ、がんばったのかな。睨みをきかせすぎて、疲れたけど~
子供達もグッタリでした。一番良かったのは、やはり最後の4人の演奏だって。

今度は子供抜きで、もうちょっと浸ってみたいな~と思ってしまいました。
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5 コメント

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Unknown (mab)
2007-02-03 22:39:00
>かあかさん、
なるほど~。さすが音楽が日常の生活に溶け込んでいるならではのコメント、どうもありがとうございます。
息子さん、まだ2年生なんですね、すごいな~。ちゃんと音楽を聴く姿勢が身についているなんて・・本当にエライです。ちゃんとかあかさんが教えているってことですよね。
実はこのコンサート、私がすごく楽しみにしていたんです。
そしてファミリーコンサートってこういうものだったと思ってがっかりもしました。うちの子供達にはちょうど良かったみたいですけど・・・
私もつい最近までクラシックのコンサートなんて興味が無かったので、まだまだ家族で楽しめるようになるには遠そうです。
返信する
Unknown (かあか)
2007-02-03 21:39:01
こんばんは^^!

慣れるまではご両親ともに気づかれされるでしょうね^^
自分の子供が大人しく最後まで聴けるか・・・

まわりの子供が泣いたりゴソゴソする演奏会に行くと「ぼくも私も・・ごそごそしたっていいじゃん!」と感じちゃうんですよね。

私は息子に「かあかはこの演奏会すっごく楽しみにして来たからね。もし、Kくんが退屈とか眠くなったら一人で勝手にねんねしてね。」と開演前に話しました。
演奏が始まったら息子のことは一切無視(してるふりです)。すると息子はどうしても眠くなったら勝手に静かに寝ましたし、3時間半のオペラ原語上演でも最後までキラキラした目で舞台を観たり~。いろいろです。で、ファミリーコンサートは1度だけ行きましたが、幼稚園年長児の息子が「こんなざわざわしたコンサート、帰りたい。」と席を立とうとしました。で、休憩時に退席いたしました。

先日もマーラーの第6番交響曲約80分でしたが少し途中こっくりこっくりしましたけれど、おとなしく聴きました。
もう2年生になったので聴きたくない演奏会には一緒には行ってくれませんが、興味があるモノは必ず2人で出かけます。

ウチの子はおなかの中から聴いてたからで、大きくなってからではナカナカだと思います。
子供は聴いていないようで聴いてるんですよ^^。
絵を描いたりいねむって居てもいいんですよ。
コンサートに出かける~ここからが演奏会を楽しむということだと思います^^。
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Unknown (mab)
2007-01-30 22:03:41
>りうがさん、
本当に消耗しました~。
あんなに怒られた子供達ですが、何度聞いても「楽しかった」らしですよ。
息子なんて、途中で私のゲンコツで涙ぐんでましたから。
子供って不思議・・・

>伊万里さん、
娘は途中から、「ペン貸して」と、パンフレットの後ろに何やらずっと書いていました。

14:29, 14:31, 14:32 ・・・ というのを延々と。
さて問題です。これは何でしょう~


実は舞台の横に、大きなデジタル時計がありました。
時計が進むたびに、その数字をメモっていました。
算数の足し算やら引き算で、数字に興味があったようです。
おかげで随分気がまぎれていてようです。
本当に、よく座っていたと思いました~
返信する
お疲れ様です (伊万里)
2007-01-30 12:17:46
音楽のコンサートは子どもには辛いかな。
私も5年生のときにピアノのコンサートのチケットももらったのでお父さんと妹とで見に行ったことがありましたが、知らない曲が多いと辛いです。
今なら何とか聞けると思うのですが、お子さんは下の子はうちのチビと一緒ですよね。
うちの子だったらきっと暴れています。
じっと座れただけ偉いですよ。
でも、それはさっぴいても楽しめてよかったですね。
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Unknown (りうが)
2007-01-29 09:59:03
ワタシも、保育園主催の夕暮れコンサート(保育園で)
参加しました。
大したことないと思ってたら、本格的なカルテットが来て、ワタシが喜んだ記憶があります。(笑)
でも、コドモは知ってる曲が少ないと、すぐ飽きちゃうんですよね。ゴソゴソするのを制止するのに結構体力精神力消耗するのですよね。コドモも怒られて、ガマンして、疲れるし。
でも、それを差し引いても、ワタシ的にはとても良かったので、同じ気分なんだろうな~楽しんでこられて良かったです★
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