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支那、高速増殖炉開発の実験炉で事故、支那政府は公表せず

2012-01-25 20:55:22 | Weblog
支那・北京郊外にある高速増殖炉で事故、支那政府は公表せず。

 北京郊外にある高速増殖炉開発の実験炉(CEFR、出力2万キロワット)が昨年10月、発電機があるタービン建物内で事故を起こし、停止していることが24日、日本原子力研究開発機構の調べで分かった。中国政府が公表していないため、事故の内容などは不明。実験炉は同7月に発電を開始したばかりだった。

 原子力機構などによると、韓国の原子力関係者から「中国の実験炉が止まったようだ」との情報提供があった。その後の調査で、タービン建物内で事故があり、点検作業で停止したままになっていることが判明したという。

 中国の実験炉は、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)と同様、熱を取り出す冷却材に液体ナトリウムを使用している。燃料は濃縮ウランだが、2015年にはウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使い、増殖実験を始める予定だった。

 停止中の実験炉は、ロシア製で北京の西約60キロの軍事施設内に立地。原子炉を覆う格納容器がなく、中央制御室に運転員の休息用ベッドがあるなど、安全管理レベルが低いという。

 当局は安全性や透明性を強調するが、2010年に同市の大亜湾原発で起きた放射能漏れ事故を隠蔽。昨年8月に四川省成都市の原子力研究施設で起きた火災もうやむやにされた。

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