現場付近に集まる警察官ら(1日、ツェティニエ)=ロイター
【ロンドン=共同】
モンテネグロのバーなどで1日、拳銃による乱射事件があり、子ども2人を含む少なくとも10人が死亡、4人が重傷を負った。
容疑者(45)は逃走して自殺を図り、病院に向かう途中で死亡が確認された。ロイター通信などが報じた。動機は明らかになっていないが、容疑者は事件前に大量に飲酒していたとみられる。
事件があったのは同国南西部の都市ツェティニエ。報道によると、事件前にバーで乱闘があった。容疑者はバーの店内で4人を殺害した後、店外でも発砲した。バーのオーナーや、その子どもらが殺害された。
ミラトビッチ大統領はX(旧ツイッター)で、事件に衝撃を受けたと述べ「モンテネグロは罪のない命が失われたことへの悲しみに包まれている」と哀悼の意を示した。