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栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園" 16  アキノキリンソウほか

2010-09-29 | 大豊町内の記事
栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園" 16  アキノキリンソウほか



アキノキリンソウ(09/10/17)



アキチョウジ(08/10/10)



アケボノソウ(08/10/10)



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三郎さんの昔話・・・古狐おさん(一)

2010-09-16 | 個人の会員でーす
古狐おさん(一)


 本山の上町公園は、昔土佐の殿様から派遣の侍が三人で詰所と居り屋があり、御殿場と言いよった。
 その前の道は、町からお伊勢坂を上り御殿場の前を通り抜け、一本松から天神前の方へ、その道幅は広うて昔の大通りであった。

 道の脇を兼山掘りのゆ溝が流れ、春の宵は蛍が多く子供の頃よく取りに行ったが、一本松はなにせ怖い話のところで、長居はようせず、暗くなったらさっさと帰りよった。

 おまん等まだ生まれちょらん前の話じゃがの、おさん言うて人を化かして、てこにあわん古狐がおったと。

 春のおそ月の夜中に、安いうて、にえきらん男が一本松へ通り掛かった。大松の枝影で月明かりもまばら、その下に娘が立ちっちゅう。こわごわ近う寄ってみたら、それは器量良しの可愛らしい娘、安さんうっとりしちょったら、にやりっと愛嬌顔で、「安やん、わたしゃーちょっと用があってその先まで行っちょったが、ここへ来てから寂しゅうて、よういなんが。家はほんのそこじゃが、連れて行ってもらえまいか。」

 安さんえつにいって、「おお、楽なことよ。」言うて、その娘について行ったらなかなかに立派な構えの家じゃ。

 「さあ、上がって」言うので入ったら、「もうおそいけ、みな寝よる。風呂がまだ沸いちゅう。だれたろ、早ようはいって。」風呂場に案内されて、安さんえつにいり、風呂に入る。

 そしたら娘は尻からげて赤いお腰の下は白い足、素足で来て背中を流してくれる。
 安さんこんな結構なことに遇うのは生まれて初めて。えつに入りきっちょったら、娘は床のべてくるけ、言うて出て行った。なんでか安さん、眠とうなって風呂の中で寝てしもうた。

 そのうちに夜が明け始め、あたりがうっすらと明るくなった。
 安さん寒うてうつろに目が覚めたら、春田の泥の中で体も着物も泥もぶれ。安さんなんだかさっぱりわからん。ぶるぶる震えよる。

 古狐のおさん、こえ山からそれを見て、安の間抜けをこじゃんとだましちゃったと、喜びこけて跳ね回りよったと。

 てこにあわん=手に負えない。


三郎さんの昔話・・・作者紹介

三郎さんの昔話

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栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園" 15 ヒガンバナ

2010-09-15 | 大豊町内の記事
栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園" 15 ヒガンバナ



ヒガンバナ(08/09/13)



ヒガンバナ(シロバナ07/10/01)



ヒガンバナ(シロバナ08/09/26)



リコリス(09/09/12)



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三郎さんの昔話・・・一つおぼえ

2010-09-09 | 個人の会員でーす
一つおぼえ


 田舎の町に男の血気盛りで、年は二十五、六歳で体はお仁王さんのやぅに赤黒いえい体格の好馬とゆう頭の抜けた気違いでもない男がいて、

身なりは黒木綿の半じばんに猿股で地下足袋、大きな腕と腿を荒はに出して、日よりには必ずひと握りもある大きなさす(棒)の両端に青い刈り草の束を突き刺して担いで、朝の日だけと夕方に通る。


 通る道々なにかモゴモゴと言ぃながら大足で歩いているが、誰か人に出会うと大きな手の親指を、人差し指と中指の間にはさんで手まめをかざして

「チ〇ポ、チ〇ポ、イ〇コ、イ〇コ」と言ぃながら顔をゆるめて通る。草刈りの行き帰り出会うた大人でも子供にでも皆んなに手まめのしょしゃをするので、男の子は皆な知って好馬と行き違う時には小さい手で、手まめを好馬に向けて「チ〇ポチ〇ポ、イ〇コイ〇コ」、と言ぅて通り抜ける。


 しかし女の子はお仁王さんの様ぅな大男がみょなこと言ぅので、怖がって好馬が見えたら皆んなすぐ逃げた。子供等は皆な親に、好馬はこまい時に病気してあんなになったがじゃけ、いらんこと言ぅて手ゃわれん怒ったら怖いけ、とゆわれていた。


 子供心にどうしてあんな人になったのかなぁ?、と不信に思っていた。ところがある日、大人達の話をそっと聞いた。

たねやんが物知りのさかやんに「半気ちのあの好馬はいつっもチ〇ポじゃイ〇コ、イ〇コ言ぅて、こども等にしょう為がよぅないがどぅしてじゃろう」と聞くと、

さかやんは「たねやんは知らんのかょ、好馬の家は元は大家じゃったが今は、お母は小んまい店でそばゃすし一杯のみ屋の飲食店、親父は馬喰しよるろぅ」、うぅん、「好馬の弟も結構 人並みに渡世をしよる、二親はあの好馬がこまい時えい賢い子で特に可愛かった、処がはやり病の熱が高ぅて下がらず頭がぼけてしもうたが、体は丈夫であのとおり立派に成人した。


 親は並にない子ほど可愛いとゆぅが、その通りで二親は好馬の体は人並み以上に立派な男じゃのに病気のからでこんなになった、人並みなことも知らずにこのままで残して自分らが死ぬのはむごい、一度だけでもえぃことさしちゃりたいと、私案の挙げく、こっそりと貧しい若後家に「絶対秘密にして他言はせん、おれいは十分にするけ」、と無理にくどいて話をこぎつけた。


 二親は好馬にくどくどと言ぃふくめて、ある晩実施した。薄暗い部屋で、若後家は顔を見られるのがいやで布で顔を覆うて身をまかした、好馬のやつは体力が強いので長いことしてやっとすんだ、若後家が逃げるように帰ろうとした時に、好馬はさっと若後家の覆ぅいをむしり取って顔を見たと、それでたまるかゃ、あんなことを言ぃもって毎日日にち若後家を追い回しだしたは、秘密もなにもあったもんじゃない人は皆な知って、その若後家は恥ずかしいのと追い回されて家にも居れず、こっそりと 夜逃げして何処かへ行ってしもた。


 貧乏したとはいえ後家さんは惨いことよのぅし、好馬のやっはあほぅの一つおぼえで、それからあんなことしか言ぅことを知らんよぅになったがょ」、たねやん「そんなことがあったの初めて知ったわ、うっかり何も知らん半気ちや馬鹿には大事なことは教えられんのぅし」、さかやん「親は子がなんぼぅ可愛ゆぅても、馬鹿や、たらん者にはいらんことを教えたら後で後悔し、人も皆んなぁ困るぜょ」、たねやん「ほんとじゃのぅし」。私しゃ子供のくせに 聞かんふりして聞いてしもぅた。


三郎さんの昔話・・・作者紹介

三郎さんの昔話

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栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園" 14 ツルニンジンほか

2010-09-08 | 大豊町内の記事
栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園" 14 ツルニンジンほか



ツルニンジン(08/09/28)



トチバニンジン(07/07/16)



トチノキ(07/07/16)



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最近の梶ヶ森

2010-09-04 | Weblog
間瀬です。今日は28度と暑いです。明け方は20度、羽毛布団一枚で

ちょうどいいです。ここは天気がよく変わります。

ススキの穂でました。写真に撮りました。



シコウフウロとりました。



ヤマジノホトトギス



 

センブリ 場所は教えません。





以上 梶ヶ森からでした。



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