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栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園"25 クスノキの仲間4

2011-01-30 | 大豊町内の記事

栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園"25 クスノキの仲間4 

ヤマコウバシ・・・枯葉を付けたまま、冬を越す

カゴノキ・・・木の幹が鹿の子模様であることが名前の由来。

カナクギノキ・・・クスノキ科の高木で落葉するのは本種のみ。

 

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栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園"24 クスノキの仲間3

2011-01-30 | 大豊町内の記事

栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園"24 クスノキの仲間3

 

ヤブニッケイ・・・葉は揉むと芳香がある

イヌガシ・・・ヤブニッケイに比して、葉がやや細長い。葉に香りがない。シロダモは、葉が大きく幅が広い。

シロダモ・・・葉に芳香なく、裏面は灰白色。果実は1.3cm位あり、赤く熟す。葉裏の白いことに由来する名。タモはタブの転訛したもの。

 

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栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園"23 クスノキの仲間2

2011-01-30 | 大豊町内の記事

栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園"23 クスノキの仲間2

                        ケクロモジ

                        シロモジ

                        シロモジ

                        ダンコウバイ

                        ダンコウバイ

 

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栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園"22 クスノキの仲間1

2011-01-30 | 大豊町内の記事

栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園"22 クスノキの仲間1

 

                        アオモジ

                        アオモジ

 

                        アブラチャン

 

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栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園"21 ナンテン

2011-01-30 | 大豊町内の記事

栄ちゃんワールド・・・大豊町・梶ケ森麓の"ミニ植物園"21 ナンテン

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                          ナンテン

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                          オタフクナンテン

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                          ヒイラギナンテン

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                        ホソバヒイラギナンテン

 

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三郎さんの昔話・・・もの言う地蔵さん

2011-01-30 | 個人の会員でーす

もの言う地蔵さん

 昔、ある城下町に近い山里に、五作とゆう男の子と母親の二人が、ほそぼそと暮らしていました。
 貧しい暮らしに無理がいて母親は病気になり、床につき寝たきりになってしまいました。それで五作は毎日山に行って薪を拾い集めては、それを背負い、山を下って町に出て薪を売って、その日その日を過ごしていました。

 その内にお正月もちかい暮れになりました。町の家々ではペッタンコペッタンコとお餅をつく音が、あちらでも、こちらでもして、薪を売り歩く五作の耳にたまらなく聞こえてくるのでした。

 翌日の朝も早くから山に行き薪をたくさん作って背負い山を下りながら、町の餅つきの様子を頭に浮かべ、五作は、
「ペッタンコ、ペッタンコ餅ついて、おっ母あに食わしたいなあー」
と二、三度言った。

 そしたらどこかで、
「ペッタンコ、ペッタンコ餅ついて、おっ母あに食わしたいなあー」
と二度聞こえてきた。
 五作はふしぎに思って見まわしてみたが誰もいない。草道に、道ばた地蔵さんが一つこちら向いて立ってるだけ。

 五作は頭を傾け、お地蔵さんを見ながら、
「ペッタンコ、ペッタンコ餅ついて、おっ母あに食わしたいなあー」
と言うてみたら、お地蔵さんの顔がニッコリと笑うように見えて、
「ペッタンコ、ペッタンコ餅ついて、おっ母あに食わしたいなあー」
と言うた。

 五作は、も一度言うてみた。お地蔵さんは五作の言うたとうりに、もの言うた。
 五作は興奮したが、心おちつけ手を合わし拝みながら、お地蔵さん、私と町へ出て、ものを言うて下さいと頼み、薪とお地蔵さんを背負い町に出た。

 五作は大きな声で、
「ものゆう地蔵さんじゃー、ものゆう地蔵さんじゃー」
と。その声を聞いて人々が集まって来て、もの言わしてみいと。五作はお地蔵さんをだいじに下ろし、手を合わし拝んでから、
「ペッタンコ、ペッタンコ餅ついて、おっ母あに食わしたいなあー」
と言うと、お地蔵さんも、
「ペッタンコ、ペッタンコ餅ついて、おっ母あに食わしたいなあー」
と、ものを言うた。

 集まった人々はビックリしたり感心したり、五作の親孝行をめでてお地蔵さんがもの言うたがじゃ、と薪は値良うに買うてくれるし、注文もあるで五作は喜んでいた。
 そのうちに、この話がお城のお殿様の耳に入り、五作はお城に呼び出された。お殿様やご家来衆大勢の前で、
「五作とやら、その地蔵にもの言わしてみよ。」
と。五作はお地蔵を大切にすえて拝み、
「ペッタンコ、ペッタンコ餅ついて、おっ母あに食わしたいなあー」
と言うと、お地蔵さんが、
「ペッタンコ、ペッタンコ餅ついて、おっ母あに食わしたいなあー」
と、ものを言うた。これを聞いたお殿様、
「五作あっぱれである。その方の孝心をめでてのお地蔵のご慈悲じゃ」
と、おほめの言葉とご褒美の金すを載き、五作は喜び家に帰った。

 ご褒美のお金で薬も買えて母親の病気も良くなり、五作は精出して働き立派に成人したと。
 お地蔵さんは大切に元の所に納め、お堂を立てていつまでもあがめたと。

 この話はずっと前に聞いたのを書きました。

 

 

三郎さんの昔話 目次

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三郎さんの昔話・・・地獄の門(二)

2011-01-30 | 個人の会員でーす
                               地獄の門(二)

  

 この世の中へ産まれ出る時は男女共に赤子である。

あの世に飛び込んで来る者は男女を問わず零歳から百歳を超す老体に至るまでの全ての年代の者、ただ年令によって多少の差はあるが、とにかくこの世に日々に誕生する赤子の数に匹敵する数の様々な霊者が、次から次に送り込まれてくるが、不思議なことにあの世に来たら色も影もかたちも無いから無数に散らばる。
 

霊球が競り合いもこち合うこともなく、来た順に宇宙の次元に従って何時とも無しに地獄の門を潜ると、真暗い空洞のタイムトンネルをどれだけの時を掛けたのか知れないが、やっと通り抜けた闇の中に灰色の明るさ、そこは広々とした無庭、その正面に立派で大きな御殿があり、一段高き座敷に小錦を一回り大きくした体躯に、古代中国の王様の衣服をまとい、頭には角に王字マークのえ帽子をかむり、右手に大きい笏を持ち、左の手には極秘戒経の法典を握りしめ、舟靴をはいた足を八の字に開き、中央の床ぎにどっかと腰をすえ、こちらを向いた面体は大きく角張った顔に、眉は濃くはね上がり、目は太く光り輝き、鼻は団子のいこり鼻、口は大きく開いてガッと叫び、口髭はほぅから顎へ長い希少髭、着いた衣の腹部が丸く透き通って見える、これぞ特有の秘眼鏡である。

この出で立ちは厳しいとゆうより威嚇そのものの閻魔大王である。
 

大王の右側に比沙門天に似た、左側に多聞天に似た武将を従えて、その外庭の両脇に立ったるは仁王のごとき赤鬼が右に、左に青鬼がひかえた、これぞこの世にまで知れわたった閻魔大王の霊球現世の善悪を裁く大御殿なり。
 

 いつとも無しのタイムで進み来て閻魔大王の前で停まると、秘眼鏡に霊球の過去の行状がそのままに写し出されて走馬灯のごとく回って過ぎる、嘘も隠しも待ったも無く、真実そのままに出て無言のままに裁かれて、閻魔大王の笏が行き先を指すと、示された場所を求めて霊球は静かに何時とも無しに消えて行く。

その行く先は、幼児や子供は罪もなく秘眼鏡に写し出される事もなく地蔵のおはす幼児の園や子供の里へ。
 

 さいの川原で小石を一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため、三つ積んでは身のためにと、重ねた数は果てしない。
 
欲深く他を顧なき者、怠け者で働きもせず食いつぶした者は地獄の軽い苦道へ、犯罪や他人に苦難をしいた極悪者は針の山血の池の連なる大地獄へ、貧しさに絶えて良く働き家庭を愛した者や善心ですごした者はのどかな楽園の村へ、我が身を顧みず世のため人のために尽くした聖人君子は天童のかなでる神楽に導かれて、羽衣を靡かせて空天に舞う天女達の仕える菩薩のおはす天国へ静かに昇天する。
 

交通事故などで来た無法な若者は再教育道へ、病弱であえなく来た哀れな青少年は菩薩のおはす慈悲の園へと、次から次に送り出す、閻魔大王の元へ続いてくる千差万別の霊球の数は限り無く続く、あの世の現実を綴じた瞼の奥の心眼で密かにのぞき見ることができた。

他人が知らぬと 思う善悪でも
 やがて 地知る 天知る 人が知る。