アキレス腱断裂173日目。9月19日にテニス中アキレス腱を断裂した時は、真夏のような暑さの中だった。救急車で病院に運ばれて2時間ストレッチャーに乗ったまま診察を待ったが、その間も汗が止まらない位の季節だった。ギブスが取れる頃秋が来て、足がつけるようになった頃冬が来て。そして、桜の季節がやってきた。
怪我をした当時は、『何で、今日テニスに行っちゃったんだろう・・・』『何で、受傷するちょっと前で止めなかったんだろう・・・』と『何で?』がいっぱいだった。でも、振り返るとあっと言う間だったし、何だか楽しい時間でもあった。包帯のようにグルグル巻くだけで固まるギブスがある事も知った。使ったこともなかった松葉杖も、かなりの使い手になった。装具の存在も知った。リハビリとはどういうものかも知った。電車での通勤を再開してからは、人の冷たさも人の優しさも知った。身体が不自由な人に対して配慮しきれていない社会システムも身をもって知った。健康だった時に、自分がしていた些細な行動が、身体が不自由な人にとってどれだけ怖い行動だったかも知った。怪我をしなければ知ることが出来なかった事を、たくさん知る事ができた。桜咲く4つ目の季節を迎え、今は、怪我をした事に感謝している。
残っていた日常生活の課題、下りの階段。今は何段あってもチャレンジしている。遠回りしてもエレベーターを使おうという気持ちは全く無くなった。手すりに摑まらないと難しいけれど、少しずつスムーズになってきている。ギブスから装具、クロッグ、ウォーキングシューズと変わってきた患足の履物は、ふくらはぎがつりそうになりながらも、ウォーキングシューズからヒールの高い靴に代わりつつある。桜が満開になる頃には、受傷前と変わらない日常生活がおくれるようになりそうな気がする。
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アキレス腱切ったのが9日なので断裂5日目ですが、まだ時々痛むので不安です。
切った後、しばらくは痛みましたか?
この痛みは仕方がないことなのでしょうか?
足首や、ふくらはぎがつった時と同じ痛みに襲われてつらいのです。
昨日かかりつけの整形外科に行きギプスをはずしてみてもらったのですが、「ギプスをはめていたら痛みはなくなってくるはず。切れたアキレス腱が離れすぎていたらくっつかないので手術が必要だから大きな病院でMRI撮ってみて」と言われて大きな病院に行きました。
MRIで見た切れたアキレス腱は、足首の辺りでくしやくしゃに縮まっていました。
あのアキレス腱がちゃんとくっつくのか、不安感がさらに強くなってしまいました。
保存療法ではまれにくっつかない人がいる・・など、もっと不安になることも言われつつ、子供3人いるのでできれば手術しないで入院もせずに治したくてまたギプスしてもらって帰宅しました。
思い切って手術してもらうのもありかもしれませんが、実は私は糖尿病を抱えていまして、血糖値が高いまま手術すると傷口から感染症になる確率が高くなったりして、なるべくなら手術は医者は避けたいようなのです。
普通に歩けるようになるまでかなり大変なのですね。
まだまだ気持ちが前向きにならなくて、イライラを家族にぶつけている情けない妻・母です。
来年の今頃は、reichanさんと同じように家族に感謝したり、怪我して得られたものがたくさんある!と言えてる自分がいるかしら・・・。
断裂から6日目。まだ痛みがある事が不安なのですね。アキレス腱断裂って、とても痛い人と全く痛くない人がいるらしいです。私は、全く痛くないタイプでした。痛み止めも処方して貰いましたが、飲んだのは断裂した日の晩のみ。でも鈍痛は暫くありましたよ。特に、高く上げていた足を下ろした瞬間。一気に血が流れるドクドクした感じで、ズキズキと。これは、8週目位まで続きました。これは、みんな経験する痛みのようです。
怪我をすると、ホンノ些細な事でも、とても不安になってしまいますよね。でも、怪我人のそんな気持ちの動きすら、怪我をしてみないと気付けなかった事ですよね。もっともっと、優しくなる為のレッスンなのかもしれません。
そしてお子さんも。きっと身近で怪我をした人を見ることで、大変さが解るのではないでしょうか。身体の不自由な方に心から優しくできる気持ちが育まれるのではないかな、と思います。
私は、普通に歩けるようになるまでの期間で、大変だと感じた事はないのです。本当にアッと言う間でしたから。怪我したばかりの頃は、先が長いなーと漠然と感じていましたが、自分の事となるとあっと言う間。
きっと、今の落ち込んだ気持ちを笑い話にできる日が、あっという間にやってきますよ!
いろんなサイトを見て回ってると、保存療法より手術で治した方が多いと感じたり、保存療法で治したけど再断裂したという経験談もたくさん見てしまって恐くてたまりません。
でも、今の治療を信じて頑張ってみます。
早く笑い話にしたいです。
保存治療は、手術の傷ができない事が一番の利点だと感じてます。傷の感染症の心配もないし、後々傷がケロイド状になって、靴が履けなくなるという事もないし。6週目位~暫くは、手術をした方の方が治癒の経過が早いですが、半年経った頃には、同じになると感じています。保存治療は、個人的にはとても良い方法だと思います!焦らず、ゆっくりいきましょう。