天に星、地に花、人に愛

30代後半にして一児の母となった、三十路サラリーウーマンの徒然日記。

アキレス腱断裂152日目~にわとり

2007-02-17 23:39:40 | アキレス腱断裂復活記

アキレス腱断裂から152日目。アキレス腱の調子は大分良い。先週には、姪っ子に少し遅いお年玉を渡しに、お正月に帰省できなかった実家に帰省。その際、アキレス腱断裂後初めての和式トイレに挑戦。『う~ん、大丈夫か?』という気持ちとは裏腹に、全く問題なく対応してくれるアキレス腱。私が思っている以上に回復しているんだ。会社に復帰して以来、なかなか進まないリハビリ。会社を休んでいる間は、朝、昼、夜と1日に3回行っていたリハビリの運動も、今では、出勤前のストレッチ位しかできていない。その為、リハビリに通院した日から数日は調子が良くても、その後、リハビリで身体に覚えこませた感覚が薄れてしまう。歩き始めた頃のように日増しに進歩する事もなく、停滞感を感じているが、リハビリの先生が焦らず、無理せず、ゆっくりと進めてくれる為、とても助かっている。

通勤時には、今でも片方の松葉杖を持ち歩いている。杖をつく事は殆んどないが、都心の通勤電車の混雑の中では、杖を持たないで電車に乗ることはまだまだ危険が伴う。身動きできない電車に乗ったとき、周りの人に体重を預けられてしまうと、まだまだ2人分の重さを支えきれない。その為、松葉杖は手放せないのだ。

さて、アキレス腱151日目の昨日は、一週間ぶりのリハビリ。なかなか拇指球に体重が乗り切らない、足の内側への加重が充分にできない、その為に、この1週間足の内側に体重を乗せることを意識して歩いてきた。でも、何となくしっくり来なかった。今回のリハビリでその理由がわかった。人は歩くとき、踵の外側で接地し、反対の足に加重するに伴って、踵外側から拇指球の方向に向かって重心移動が行われるのだ(と気付いた)。それなのに、内側重心を意識するあまり、踵の接地から踵内側で行ってしまっていた為、何となくしっくり来なかったのだ。踵外側から足の内側への体重移動の感覚を掴む為、半円型のリハビリ用具の上に立ち(勿論円の方が床側で平らな方に足を乗せる)、スキーでパラレルをする様に、体重移動の感覚を覚える。この感覚を覚えただけで、歩幅が広くなり、歩く早さが格段に早くなった。

リハビリでは、様々な運動をするが、バランスの微調整の段階にある今、運動をしながら大きな鏡に写る姿を確認する事も多い。その姿がかっこ悪い場合、どこかのバランスがおかしいという事になる。この日も、横の鏡を見ながら自分の姿を確認すると、妙にかっこ悪い。思わず『かっこわるっ』と言ってしまった私に、リハビリの先生はケラケラ笑いながら、『あれにそっくりだよ。あれ、鶏』って。確かに、腰が逃げてしまってへっぴり腰になっているところに、自分の姿を確認しようと状態が上がっている姿は、まさに鶏だった。。。

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