ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

神戸長田のお好み焼き

2008年04月02日 | Weblog
 そば飯の発祥の地は、長田区である。
地元、ケミカル産業の発祥の地である、この地域で、くつを作る主流は、女性の靴職人、貼工さんといって、靴を型にあわせ、組み立てる、作業を行う工程に関わる作業で、体力と技術のいる仕事。

ある意味、稼ぎは、男以上で、ほとんどが請け取り制で、一足でも多く仕上げれば、その分、稼ぎが多くなる。

昼の休み時間も惜しみ、結果、食事時間を短縮するために、お好み焼き屋に持ってきた、弁当の冷めたご飯を、焼きそばをおかずに食べるのを、結果、同時に一緒に焼いて調理したのが、初め。

ゆえに、長田区にある、お好み焼き屋には、いたるところの店が、元祖、そば飯とののぼりがあがっており、われこそ、元祖となんとも面白い。

ともあれ、この話は本当であるが、今や、そば飯が、全国版になるとは、当時からすれば、思いもよらない。

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