ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

忘れないでほしい被災地を

2012年03月13日 | Weblog
 一年が過ぎるとメディアも被災地の状況をできるだけ
前向きに捉えたいとの思いから、明るい話題、いわば復興が
すすみ、前に向ってがんばっている人たちがクローズアップ
され、視聴者はそれを見て、かなり復興がすすんでいると理解し

それまでの同情心が薄らぎ、いつしか震災が過去のできごとと
なり、風化につながる。

 現場ではいつまdも被災の悲しみ、苦しみばかりを言っていても
との気丈な意識が働き自立していこうとするのだが、
このたびの災害の規模と被害状況はその地域の人たちの力だけで解決する
内容でないということが、多くの報道によってわかる。

 物資、金、人と言う前に、家族、健康、心とも大きく被災を受け
その復旧にはまだ相当の時間と人のおおきな励ましが必要になって
来る。

津波の被害の大きさもしかり、原発事故への対応は困難な
道筋が始まったばかりで、収束宣言などはありえない。






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