ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

長田区から少し離れて神戸を見たら

2007年05月17日 | Weblog
 神戸の山側に位置する北区鈴蘭台。震災では大きな被災は免れた。
六甲山脈の市内から見れば裏側にあたり、下の街とは温度も2度ほど低い。地名のとうり昔はすずらんが群生していたというが、今では神戸の一大ベットタウンとなって、北区の人口は22万人に達する。
さてこの写真、国道428号線通称有馬街道を少し入ったところに、昔の民家そのものを再現した住居兼店舗がある。
ここの主はこの地域で土木業を営む中原さん(65)。出身は岡山県津山出身とあって、屋根瓦まで備前焼きを使用している。視用材は本人が所有する近隣の山で伐採した、松、栗、ヒノキ、杉とすべて地元の材木を使用。
商売というより、ほかに道楽がないのでというがここまでこだわると、文化財にも匹敵するのではないかと思うほど、写真より絵にしてみた。

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