ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

阪神大震災から18年目

2013年01月17日 | Weblog
 ここ神戸長田の鷹取東地区で18回目の追悼慰霊祭が行われた。
18年まえの5時46分に起きた地震による火災でこの地域だけで100名余の人が
犠牲となり、その遺族の方々も現在この地域に多くすんでいる。

 震災前は細い路地に面した長屋が連なり、表通りは商店街でさまざまな店が
並び比較的活気ある商店街であったが、火災でこの町は壊滅したが、住民は
この町の復興に全力を傾けた。
そしてふたたびこの町を取り戻した。
しかし、亡くなった命は取り戻すことはできない。
何年経てもその心を癒すことができないのだが、人生過ぎた過去をやり直しはきかない
のだが、出直しはできる。
毎年、この日を終えて、一年が始まる。そんなところでもある鷹取東地区である。