ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

能登興禅寺に東屋を

2009年01月31日 | Weblog
 能登半島地震で全壊した旧門前町興禅寺。
今年の5月には完成し秋には落慶法要の見通しだ。当初寺が全壊したときには
住職の市堀さんは再建は出来ないとも思ったが
僧侶の基本は托鉢とのことから広い能登半島を雨の日も風の日もひたすら
寺の再建のために托鉢に回った。
いついかこの姿が全国に知れ渡り、多くの寄進者が現れ、早い寺の再建となった
のであるが、住職は自分の寺の再建のみならず、被災者の様々な生活の再建への
相談など、被災者としてだけではなく、自らも被災者支援の活動を
行っている。
「遠いから歩く」と住職の言葉。
目標があればどのような道であってもいくことが出来る。
そして無一物から物事は始まり蘇生していけるとの思いからという。

この寺の庭に全国の人が集える東屋を作る計画を進めている。