インプロヴィゼーションの彼方に

人生ヨウスルニインプロヴィゼーション

BERSERK

2005-04-14 23:51:16 | 今日の一冊
さて三国志から解放されて、買ってからずーっと封も切らず読んでなかったベルセルク28巻をようやく読んだ。一年に二回の楽しみ、ベルセルクの新刊。しかしいつも、新刊が出るころには内容を忘れている。ので、熱をキープできないのが少々難点ではあるが、やっぱり面白い。久しく三国志のほのぼのタッチの絵に慣れていたせいもありベルセルクの細かく描きこまれすぎてている画力に圧倒。シナリオ、キャラクターともども凄い想像力!それでいて非常に繊細かつエグい内的描写も描かれていて、毎回恐れ入る。なにせ登場人物たちほどに鷹の団の思い出なんかが俺(読者)にさえ懐かしくそして眩しく輝しい思い出とさせるほど壮大なこの構造、恐るべし!未だ終わりの見えないファンタジー巨編、全部完結したら三国志のように一気に読みたいマンガだ。

読破

2005-04-13 23:49:07 | 今日の一冊
遂に三国志読破。全60巻。雨の日も風の日も。アツかった。劉備死んだあたりから地味な武将ばかりになった孔明VS司馬イ(←漢字が変換できない)の双方ともにもどかしい知略戦が続く最後10冊くらいは消化試合感は否めないのは私だけだろうか。それが蜀滅亡の虚しさ、無常さ、切なさを描きだしているというのかもしれない。それでも孔明が死ぬ時、最後のカリスマ姜維が国のため陛下のため先に死んでいった者たちの意思のため命をかけて最後まで抵抗し戦って守っているのに、戦場にも出ず酒と女で遊んでばっかの皇帝宦官重臣たちの私利私欲の判断のためにあっさり降伏して数々の骸で築きあげた蜀は滅亡してしまいそれを知らされてもなおまだ陛下のためと、蜀という国のために使えなくなった剣を折り従うシーンには、電車でもつい目頭が熱くなりました。あと関羽の死に様はやばかった。まさに名シーン。ともかく三国志。さまざまな人生の儚くも熱いドラマをありがとう。

Breath / UA

2005-04-12 23:40:20 | 今日の一枚
UA-25は相変わらずゆうこときいてくれませんが、こっちのUAはいい感じです。先月末に発売された新譜ですが最近行き帰りの電車でヘビーローテンション中。前作「Sun」はクセになる壮絶なグルーヴとナイスなサウンドのアルバムである反面、いわゆるPOPさのない、特に旋律が少々、てかかなり、ぶっ飛び過ぎ系の非常にとっつきにくい印象を与えがちなアルバムだったけど、今回は旋律が聴きやすくていい。前作よりも癒しのエレクトロニカポップ。特に1曲目「The color of empty sky」はかなり気に入った。リズムも豊か。旋律を相当盛り上げるストリングス。ちょっとバリ。今後聴き続ける1曲となりそう。

UA-25

2005-04-11 00:25:15 | 今日の出来事
遂にちゃんとオーディオインターフェイス買いました。今まではmic inからとか他の機材がなんとなくつけたようなオーディオインターフェイス機能を使ってケチケチチマチマしょぼい音で録音したりしておりました。これで快適にオーディオデータとMIDIデータを統合して扱える!と勇んで帰りセットアップに臨むと、俺の場合お約束のようにセットアップ時に壁にぶつかる。マニュアル通りにやってるのに必ずうまくいかない!もはや3時間格闘していろんな手を尽くしてもできない。去年の暮れに購入したLine 6 Pod liveの時もそうだった。結局何時間もかけて外国のサイトから英語を読んで必要なものダウンロードしてやっとPCと接続できた思い出が。。もはやトラウマである。何かがおかしいからできてないのはわかるが、マニュアル通りにやって出るべきものが出ないのが腹立たしい。なにやら今回はインストール完了すれば選択できるはずのMIDIデバイスが選択肢にあがってこない。メーカーからドライバ落として何回インストールしてもあがってこない。うおー。詳しい人コメント求む!!もう俺ふて寝する。

オランダvsフランス

2005-04-10 15:42:20 | 今日の心象
僕の今はいているスニーカーはどれもビリビリで汚い。お気に入りの真っ白のオールスターと真っ白のスーパースター共に履き潰されて汚い。白だから余計に汚い。ほんとに汚い。基本的に靴は汚くなるまで履いて買い換えるという感覚でしか買わないタイプなんですが、今その買いかえ時がきているようだ。でここしばらくずっとQuickというオランダのスニーカーかPatrickかで迷ってる。二つともヨーロピアンなスニーカーでデザインも似てるんですが、Quickは雑誌で見て「おっかっこいい」って思ったけど、まずどこに売ってるのかわからない。近場の靴屋にはどこにも売ってない。その点Patrickならば近場でも売っている。すぐに買えちゃうのはPatrick。しかしPatrickは前はいたことがあるから多少の妥協感が否めない。せめて実物のQuickを見てから・・そうこう日々過ごしているうちに、ゆっくり買い物行く暇もないのもあって、ますます僕のスニーカーは履いて外に出たくなくなるほど汚さを増していく。これではひきこもりへの引き金になりかねない。いい加減ここらでこのオランダvsフランス戦に決定的なキラーパスがほしいところだ。

J-WAVE LIVE 2000+4

2005-04-09 22:31:20 | 今日の心象
今日の昼MUSIC ON!TVで昨年8月に行われたJ-WAVE LIVE 2000+4のライブ番組をみたわけなんですよ。トリのウルフルズwith奥田民生のステージにシビレタわけなんですよ。そんなにウルフルズファンじゃないけども。ゲストで奥田民生が参加してたんですがウルフルズの曲と民生の相性どんぴしゃ!会場もわきまくり!そのきもちがわかるほど白熱のライブ。トータス松本と奥田民生が交互に歌う「借金大王」「マシマロ」そして「ええねん」、そのエンターテイメントなステージにしびれた!そしてトータス松本のMC+バンドのかねあいに抜群の煽動力を感じつつラスト「いい女」へ突入。会場がまさに一体となってた。楽しい雰囲気。POPでROCKでHAPPYなステージにみな笑顔がこぼれる、そんな音楽いいーなーって久々に思うステージでした!感じていればええねん♪

Terje Rypdal/Miroslav Vitous/Jack DeJohnette

2005-04-08 00:31:19 | 今日の一枚
「沈黙に次ぐ美しい音を求めて」という理念のもと、Manfred Eicherによって設立された、JAZZの最終形とも言われる前衛レーベル、ECM。
私もそのレーベルもつイメージ、サウンド、ECMな音が聴こえてくるような同じようなジャケット(笑)、その一貫したレーベルカラーに魅せられた一人です。
音韻的にはポップミュージック全般のダイアトニックな世界、コーダルな世界を飛び越えてしまっているものが多いので難解すぎて構造を考える気にもならないが、その透き通るような音響は、ヨーロピアンな気品を感じさせる格調高いサウンドでとても魅力的。もともとポップにせよロックにせよメタルにせよ、欧州とか北欧系音楽が好きだったのでその辺も自分にとってどんぴしゃ感のあるレーベルです。

そんなECMを代表するノルウェー出身のギタリストがこのTerje Rypdal。自分もギターを弾くだけに、まずこのギタリストあたりからECMサウンドに傾倒していきました。このアルバムは宇宙の広がりを感じさせるチェコかどっか出身のベーシストMiroslav Vitous、70sマイルスバンドでも重要なドラマーJack DeJohnetteとのトリオ作品。
DeJOHNETTEの美しくもしなやかな高速レガートが空間を切り裂き始まるこのセッション、78年作品なのに今の視点で聴いても未だ未来のグルーヴに溢れ、どこぞのクラブミュージックなのか、よりスムースなドラムンベースばりでビックリさせられる!
高速な未来グルーヴに、壮大でまったりとゆっくり浮遊するギターとベースが舞い降りつつ広がりを見せていく。そこにはECMならではともいえる北欧の空気感も大量に含有されていて、なんとも密度の濃いセッションとなっております。
こんなグルーヴでPOPをやったら、さぞ強力な音楽になると私は踏んでいます。UAがちょっとこっち方面すでにいってる気がしてます。ともかく大衆性はないので、特に音楽聴くに形式ばったワビサビを必要としない、という方はこのグルーヴとサウンド、一聴の価値あり☆

自己管理とはどこまで有効か

2005-04-07 00:09:56 | 今日の心象
昨日の夜家に帰って来てからのこと。
いつものように寝る前にblog書き込もうとPCのキーボードを叩いていたら急激に左肘から手の平にかけて激痛がはしった。びびびときた。そんでシャンプーもできないくらい左腕の力が抜けてしまった。うーんまさか腱鞘炎?ちょっと怖くなった。でも最近ギターそんなに弾けてないし、ちょっぴりハードなスケジュールで肉体に少し疲れを感じてる以外にこれといって原因となるもんがそんなにないぞ?とか思いながらそれでもキーボードを打とうと構えるとその行為を拒否するかのようにまた痛みが襲いかかる。
これはもしや!ぱそこん腱鞘炎!?
おもえば昨日一日、朝から仕事でパソコン、夜は学校でパソコン、家に帰ってパソコンと、まさにパソコン三昧の一日であった。キーボード打つ同じ態勢にさすがに疲れか。なれないパソコン業務で普段使わない腕の筋肉を使っていたのでしょう。しかしギターを弾き続けてきてこんな急に腕痛くなったことなくて、むしろ腕は鍛えられていると思っていたのに、PCなんかのせいで腱鞘炎になっちゃったらけっこうしゃくだ!こういうときは無理せず自己管理で治していくべきとわいえパソコン打てなくなるわけにもいかないし。現代社会は自己管理という言葉に一部潜む甘えを駆逐するかのように我々に休む間を与えてはくれない。
とわけのわからないことを言ったところで本当になおらないといやなのでキーボード打つのやめてもうやすみます。

みなさまおやすみなさいまし。

COCOBAT Drum募集

2005-04-06 00:28:52 | 今日の心象
昨日ライブハウスでもらったチラシに目を通すとCOCOBATの新譜発売告知チラシがはいっててフムフムとてきとうにみてたら一番下に小さく一行『COCOBAT Drum募集 演奏してる音源を送ってくださいetc..』って本気でメンボしてた。われこそは!って方、ここはひとつ応募してみては!?

Trigger Of Insanity

2005-04-05 23:43:59 | 今日の出来事
昨日は日ごろお世話になっている、熱いギタリストの阿部くん他友だち4人の熱いロックバンド、Trigger Of Insanityの最後のライブということで、これは最後の雄姿を見届けにいくしかないと新宿urgaへかけつけた。最後までRockしてた!最後のMC後の曲にシビレタ!Trigger Of Insanityというバンドとしては最後のライブかもしれないけど、解散してからもメンバーのみんなにはその熱いRockな衝動を見せ続けていって欲しい。ひとつの節目はひとつの新しい出発。よき力を獲得していって新しいステージに一直線でむかっていって欲しいものです!

昨日のライブの写真、ど真ん中にメンバーより大きく写る巨大な人影は、大学時代のナイスな友だち、ハンドルネームターボ・スカイウォーカー(S)さん。元気そうでなにより。

LONNIE LISTON SMITH & The Cosmic Echoes

2005-04-04 00:07:24 | 今日の一枚
横浜の中古屋Disk Waveで前からチェック入れてたLONNIE LISTON SMITH & The Cosmic Echoesの中古盤『Reflections Of A Golden Dream』を購入。LONNIE LISTON SMITHはクラブでも人気らしいレア・グルーヴの大定番曲「Expansions」(『Expansions』収録)という名曲がカッコよくてオススメ。
でも1曲云々というかアルバム全体通したスペイシーな世界観、1つのコードで内なる宇宙に近づこう感がなんともメロウで心地よく、一枚丸ごと流していたくなる欲望に駆られる。フェンダー・ローズとかフルートとかパーカッションとか、今じゃオーガニックとも形容されるであろう70sらしいエレクトリックでアコースティックなサウンドと心地よいファンキー・グルーヴで綴られる、アフリカン・ヴューな壮大な宇宙観を感じさせる美しくも幻想的スピリチュアル・ファンク・ミュージックの世界。部屋が一気にオシャレに♪ジャケットも70sぽさムンムンでカッチョイイ☆おおお秘密の楽園が見えてくる!

Hair Design Unit Reverb

2005-04-03 21:36:55 | 今日の出来事
今日は休みなんで髪を切った。
パソコンスクールの中間課題でお店のホームページを作るというのがあって、その時に友達に紹介してもらい店内写真撮影などを快く引き受けていただき協力してもらった横浜にあるヘアサロン『Hair Design Unit Reverb』に、ホームページ制作宿題完了の報告と挨拶もかねて行ってきた。
このヘアサロンは、流れ作業になりたくない!一人ひとりのお客さんを大切にしたい!という理由から独立してアシスタントと2人だけでやっているというかっこいいお兄さんの隠れ家的ヘアサロン。結構若そうなのに独立してるとあって、カットの腕も抜群かと思われます。シャンプー、カット、カラー、二度目のシャンプー、とめまぐるしく美容師さんが変わることがないので、僕みたいに美容師さんフェチだけど美容室は緊張しちゃうという方や、落ち着いてきってもらいたい方はオススメです。いやNeoliveもいいけどね!

そして奇遇にも、髪切った後街歩いてたら偶然先日のカラオケでどんぴしゃウルフルズを歌った友だちと遭遇!遭遇率低い横浜で!ぜんぜん久しぶりじゃなくてウケました。

R.I.P.

2005-04-03 00:05:37 | 今日の心象
昨日飲みに行く前、新宿で路上に捨てられてる新聞記事から飛び込んできたニュース。
『ギターウルフ、ビリー急死』
ギターウルフは「暴走レター」なる曲のPVが笑えたのと「環七フィーバー」という曲を一度聴いたことがある
程度にしかよく知らなかったけどやはり、有名人特にミュージシャンの死はショックを受ける。
昨年末にPANTERAのDimebag Darrellが殺されたばかり。あれは事件が事件だけに相当ショッキングだった。
音楽で世界中の人々にエネルギー与えている人がなぜ奪われる!?という感じで。
とにかく生きている限り必ず直面していく他者の死。形はどうあれ、死がある限り悲劇はなくならないのかね。
生きているうちにいろいろ感謝していかねば。


バンザイ

2005-04-02 17:41:25 | 今日の出来事
昨日は朝仕事で外苑前、夜横浜でパソコンスクールの授業、それが22時に終わってそれから
折り返してまた新宿に向かってわりと久しぶりの友だちと飲み会という強行スケジュールを敢行した。
店は大きい大仏が店内奥に鎮座し広々したフロアを見守っているという、なかなか圧巻で趣深いアジアンバー
久々に飲んで相変わらずのトークに楽しく何沸きかして、これまた久しぶりのカラオケへ。
カラオケでは後半あたりで『19~年ヒットメドレー♪』なんかを適当に投入して、
一曲ずつメンバー6人でまわして歌ったんですがこれが結構楽しく、
歌い手にどんぴしゃな曲がめぐってくると現場は一挙に沸いた!
強行スケジュールがんばった甲斐あり楽しい一日となりました。

君はもう見たか?

2005-04-01 00:29:04 | 今日の一本
ケツメイシの『さくら』のPVはシビれる。
日々を暮らすうだつのあがらない会社員役を萩原聖人が絶妙に演じるシーンから始まるこのドラマ仕立てのPV、
何がシビれるのかというと、物思いにふけりながら歩く男と女がさくらの木の下で肩がぶつかってしまいお互いの手荷物が散らばり、それをお互い拾い合って、そう、誰もが一度は夢みたことであろう妄想の極致的憧れの、まさに運命の「あの」出会い方で出会ってしまう。

しかしそれだけではない。

そんな出会い方で出会ってしまうだけでも十分「おー☆」なのに、
その女のほうがなんと鈴木えみ!かわいすぎる!びびび!
さくらの季節、淡い桜色の色調をバックにかわいく撮れすぎである。殺人的である。
私はすかさず、リモコンを手にし録画ボタンを押してしまっていたのはゆうまでもない。
まだみたことない人は必見です。
かわいさに気をとられて、ケツメイシの曲はあまり耳に残ってません。