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モーニング(講談社)

2010-04-02 07:15:39 | スタッフ雑感
今日は何個か書こうと思っていることがあるのですが、
朝なんで軽くこんな話題から。(笑)

モーニングっていう週刊誌、知っていますか?
私、めっちゃ好きで、かれこれ3~4年、毎週読んでるんです。
タイやらアメリカやら、海外行ってた時も友達に頼んで買っといてもらいましたから、
ほんと毎週読んでます。

最近では、宇宙兄弟、ひまわりっ 健一レジェンド(連載終了。新作連載開始してます)、天才柳沢教授の生活、クッキングパパ、あたりが好きかな。他のも好きなのあるけど、特別はこのへん。脚本・演出家の本谷さんの連載も好きです、漫画じゃないけど。

で、モーニングの今週号がですね、やばかったんですよ・・・

以下、ネタバレ有りなので読む予定の人は読まないでくださいね。


主には、宇宙兄弟と柳沢教授です。

宇宙兄弟とは、小さい頃から宇宙飛行士になることを夢みてきた兄弟の夢を現実にするまでの話って、簡単に言うとそんな感じなんですけど、
兄ムッタが訓練中にね、トラブルを抱えてしまって、それでもそれを乗り越えようと、頑張るわけですよ。

その時の言葉が、やばいんです。


「1位と最下位との差なんて
大したことねーんだよ

ゴールすることと
しないことの差にくらべりゃ」


これって、ありきたりな言葉なのかもしれないけど・・・
私はめちゃくちゃ感動してしまって。

学校やら、上司やら親やら、そんな中で言われても、全然ピンとはこなかったと思うんですけどね。
例えばマラソンとか、(私にとっては)いやいややってたものとか、
そういうのに対して、そんなことは、思えないのですよ、私は元々、どうやらやる気無い人間なので(笑)

でも、ムッタはね、
自分がやりたい!って心底思ってる事の中で、
この言葉を、自分に対して言ってるんです、誰かを励ますためでもない、自分に対して。

そうか、と思いました。
頑張れとか、諦めんなとか、そういう言葉だったりって、
「絶対にやるんだ!」って思ったことに対して、自分が自分にかける言葉、なのかもしれない、と。
人に言われてる時も、それを心から、自分自身に言えたときに、人って、やれるんだなって。
逆にね、そんなでも無いときって、やれないし、やらないでいいのかもしれない、選択肢としては。
無理をするっていうこととは、絶対に違うから。
ただ、それでもやってみたら、いいこともいっぱいあるかもしれないし、学べることはあるかもしれないんですけどね。

本当に、やりたいことが、これだって思うことがあるとき、
人はそのことに一生懸命になれる、
それは、夢希望の話でもそうだし、「生きたい」とかいう、根源的な願望に対しても、そうかな。

望むことに、貪欲である自分を許すことでもあるかもしれない。
諦めないんだって、決めること、でもあるかもしれない。

結果なんて、どうでもいいから、
そこで、一歩踏み出す勇気を、もしも持つことが出来たなら、本当に本当に、かっこいいです。

小さな小さなことでいいんだと思います。
逆に、大きな夢に対してでもいいです。

諦めたくない、最下位でも、なんでも、人から見たらダメダメだとしたって、
リタイアしたときには見えない風景が、

絶対に見えるように、なるんだと思いました。

人生の中で一つだけでもいい、そういう風に言えるもの、絶対に人には、あります。
信じられなくても・・・あるんですよ、これが。

その一言に、私自身は、すごく救われた気がしました。


あとね、柳沢教授は、
漫画本編はもう、ほんと良かったんだけど(号泣)
最後のページの作者のコメント?みたいのが、本当に秀逸で。
この話については、内容はネタバレさせずになんですが、

「立ちはだかる、圧倒的に関与できない人生。たとえそうしたものだとしても、君の帰りを待っている。」

ていうの。

これは、なんていうか、
このブログで、みなさんとシェアしたいと思った言葉でした。本当に。
宇宙兄弟のと重なるんだけど、「決めたこと」に対して、それが他者にとってどうかは関係なく、どうにも出来ないことっていっぱいあります。人の運命って、やっぱりその人のものだから。

でも、やっぱり、
君の帰りを待っているからねって、そう伝えたい、そう思っている出会いや別れが、
あります。


朝から漫画ネタで一人ヒートアップしたRCSNK代表でした。(笑)

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