RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク) BLOG.

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恐怖感というもの

2010-10-17 16:50:40 | スタッフ雑感
最近沸点が低すぎる、と友達に笑われた岡田です。

面目ない。

思うに、これまでの人生ではかなり、我慢していたんです。
ほら、あれですかね、
正しいことを正しいっていうのが恥ずかしいお年頃、みたいな感じだったんです。というと、私を知っている友人たちは、「んなことねぇだろ」と言うかもしれませんが、
私の内部事情としては、そうだったんですっ。(と、架空のことにすでに怒り気味。爆)


嫌なことを、嫌だって言えない。

居たくないのに、帰るって言えない。

痛いのに、痛いって言えない。

泣きたいのに、泣くことを拒んでしまう。

逃げたいのに、逃げられない。

怖いから。


先日、「命綱もなしに50mくらいんとこに登っても、俺には“落ちるかもしれない”という想定はないから怖くない。その、想定をなくすべき」と言うようなことをおっしゃった方に、
あぁそうだな、それはすごい分かるな、と思いながらも、

「でも、50mから命綱もなしに何度も何度も落ちていたり落とされていたりしたら、やっぱり怖いんだよ。
それでも“私は落ちないんだ”って思い込んで進むためには、めちゃくちゃ覚悟がいるんだよ」
と言うようなことを言った。

そうなんだ、
確かに怖い。だけど、その恐怖感は、もしかしたらただの“心配”に終わるのかもしれない。
だからこそ、前に進みたい。
でもそこにある恐怖心は、決して気のせいなんかではなく、気の弱さなんかではなく、確実にある、私自身の、そしてあなた自身の気持ち。

でもそこに留まりたくないなら、
やっぱり覚悟しなきゃならないときもある。

ただ一つ確かなのは、
そんな焦らないでいいし、ゆっくりでもいい、間違ってもいいし、グダグダでもいい、そして、
絶対に、諦めなければいいだけなんだと思う。

その日はいつか、来るって信じること。


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