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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

「桜を見る会」、安倍首相の「幅広く募っているという認識。『募集』という認識ではなかった」珍答弁を、菅官房長官が「そのとおりだ」って揃いも揃ってバカなんですか(呆)。

2020年01月29日 | #安倍晋三が諸悪の根源

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 うわあ、菅官房長官、全然やる気ないというか、全く安倍首相をフォローしてあげない気だ!!

 安倍首相の地元事務所名で、桜を見る会観光ツアーへの参加を募集する文書が地元有権者に送られていた問題。2020年1月28日の衆院予算委員会で日本共産党の宮本徹議員がこの文書を示しました。

 

 これ、どう見ても、安倍首相の安倍事務所が、桜を見る会に参加している人を募集してますよね。

 そこで、宮本議員が安倍首相に

「この文書は見たことがなくても、募集していることはいつから知っていたのか」

と追及しました。

 

 すると、安倍首相は

「私は、幅広く募っているという認識だった。募集しているという認識ではなかった」

と述べて、アベ信者以外の全国民から笑われているんですが。

「菅官房長官 桜を見る会 募集 募る」の画像検索結果

 

  

 このおバカ発言に対する、安倍首相の女房役のはずの菅官房長官のフォロー?!が、これまたひどいです。

桜を見る会 首相の「募集でない」に 官房長官「そのとおり」

2020年1月29日 18時39分 NHK

「桜を見る会」の招待者をめぐり、安倍総理大臣がみずからの事務所の関与について「幅広く募っているという認識で『募集』という認識ではなかった」と答弁したことについて、菅官房長官は「そのとおりだ」と述べました。

「桜を見る会」の招待者をめぐり、安倍総理大臣は28日、衆議院予算委員会で共産党の議員から「安倍事務所が文書を使って募集していたのではないか」などと指摘されたのに対し「幅広く募っているという認識だった。『募集している』という認識ではなかった」と答弁しました。

これについて菅官房長官は、午後の記者会見で「安倍事務所のプロセスを承知していないが、安倍総理大臣は『事務所が今までの経緯の中で、ふさわしい方々に声をかけているという意味で募ると申し上げた』と答弁しており、そのとおりだと思う」と述べました。

 

 

 

 あのですね、税金を使って開催された桜を見る会を、安倍首相が自分の推薦枠を使って後援会の人を招待して、自分の選挙活動に使ったら公職選挙法違反なんですよ。

 そもそも、安倍事務所が募集したんじゃなくて、幅広く募ったってアウトなんです(笑)。

 募集はしていない、幅広く募っただけだっていうのは全く言い訳になっていません。

 それを菅官房長官が

「安倍事務所のプロセスを承知していないが、安倍総理大臣は『事務所が今までの経緯の中で、ふさわしい方々に声をかけているという意味で募ると申し上げた』と答弁しており、そのとおりだと思う」

と述べたことで、むしろ安倍首相は詰んでるんですよ。

 この人達は何をしたいんですか(笑)。

 

 

 

菅官房長官ってもうちょっと小憎らしく、うまいこと言い抜ける役目じゃなかったんですか。

いま、世間からもっとも笑われている安倍首相の「募ったけど募集してない」発言を、安倍総理の言う通り!その通り!!って言ってしまったら、火に油を注ぐ様なもんでしょう。

どうも、招待者名簿を破棄したのは安倍首相枠や昭恵さん推薦の人達を隠すだけじゃなくて、菅さんの方の反社会的勢力関係のお知り合いを隠す目的があって、彼が自分のために内閣府に指示したんじゃないかな。

菅官房長官が動揺しすぎていて精彩を欠いていると感じます。

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衆議院予算委員会で「桜を見る会」をめぐり、宮本議員に対する安倍首相の「募集ではなく募ったという認識だった」という答弁がTwitterで大喜利状態に

2020/01/28 19:15
Yoshihiro Kando
貫洞 欣寛 BuzzFeed News Editor, Japan

衆議院予算委員会で1月28日、安倍晋三首相の地元事務所が「桜を見る会」に支援者らを幅広く会に招待した問題が取り上げられ、安倍首相が「(会への参加者を)募集ではなく、募っているという認識」と答弁する一幕があった。

質問した宮本徹議員(共産)は「私、もう日本語を今まで48年間使ってまいりましたけども、募るというのは募集するというのと同じですよ。募集の募は募るっていう字なんですよ」と切り返した。

この発言が報じられると、Twitterでは「#募ってはいるが募集はしてない」というハッシュタグが生まれ、大喜利が始まった。「答弁してはいるが答えていない」「太っているが肥えてはいない」といった投稿が集まり、一時トレンド入りした。


時事通信
衆院予算委で答弁する安倍首相

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1月28日の宮本議員の質問の焦点は、安倍政権下で桜を見る会の参加者数が急増した理由だった。

そのうえで、安倍事務所が出した「桜を見る会」の申込書を示して質問を重ねた。

申込書には「ご家族、知人、友人の場合は別途用紙でお申込み下さい。(コピーしてご利用下さい)」と書いてある。

そこから「各界で功労・功績が会った方々を招く」という桜を見る会の趣旨の枠を外れた人々も次々と招かれたのではないかと尋ねた。

「募集しているということについては、いつからご存じだったのですか」という質問に、安倍首相「私はですね、幅広く募っているという認識でございました。募集してるという認識ではなかったのです」と答えた。

宮本議員は「私、もう日本語を今まで48年間使ってまいりましたけども、募るというのは募集するというのと同じですよ。募集の募は募るっていう字なんですよ」と切り返した。

その後も質疑は続いたが、首相は「いずれにせよ、文書、名簿が残っておりませんので、確認のしようがない」と語るに止まった。

質疑の主なやりとりは以下の通り

衆議院インターネット審議中継 / Via shugiintv.go.jp
宮本氏が示した安倍事務所の「桜を見る会」の申込書

宮本議員「桜を見る会は各界の功績・功労の会った方を招くものですが、安倍事務所の『桜を見る会』の申込書には、功績・功労を書く欄はない。紹介者欄があり、参加者が友人・知人の場合は別途用紙でお申し込み下さい、コピーしてご利用下さいとあります」

「募るというのは、安倍政権下でやったことなんです。招待基準は曖昧ではない。各界の功績・功労がある方。幅広く募るのも代々の慣行ではなく、安倍政権の7年の慣行だということじゃありませんか。幅広くつのる。(申込書の)コピーをどんどん取ってやったということです。幅広くという依頼が内閣官房から来てたんですか」

安倍首相「基本的に、幅広くと言うのは偏りがないということでございまして、さまざまな分野で活動しておられる方を含め、事務所には過去の資料が残っていないので詳細は不明ですが、幅広く参加者を募る観点から、このような文書をつかってきたのではないかということでございました」

大西・内閣官房審議官「文言として幅広くというものがあったかどうかは、ちょっと分かりません」

「総理はいつからご存じでしたか」
宮本議員「このやり方で幅広く安倍事務所が募っていることについて、総理はいつからご存じでしたか」

安倍首相「幅広くということをいつから知っていたか、ということでございますか。内閣官房、内閣府から幅広く推薦を依頼される中において、幅広く希望者を募るということで行ってきたというところで、それについては承知をしておりました」

宮本議員「内閣府はさきほど、幅広くという文言は記憶がないと答えている。午前中の答弁で、総理は地元事務所がこのやり方で幅広く募っていたことを、いつから知っていたんですかと伺っているわけです」


衆議院インターネット審議中継 / Via shugiintv.go.jp
質問する宮本議員

安倍首相「文書(申込書)についてはつまびらかには承知していなかったのでありますが、私の事務所が(招待者を)推薦する過程において相談を受けた場合に意見を伝えたこともありますし、私が把握した各界で活躍されている方を推薦するよう意見を伝えたこともあったということです」

宮本議員「この文書は見たことはなかったということですが、幅広く招待している、募っている、募集していることについては、これは推薦しているというわけではないですよ。募集しているということについては、いつからご存じだったのですか」

「募集している認識ではない」

安倍首相「私はですね、幅広く募っているという認識でございました。募集してるという認識ではなかったのです」

 

宮本議員「私、もう日本語を今まで48年間使ってまいりましたけども、募るというのは募集するというのと同じですよ。募集の募は募るっていう字なんですよ。総理がさっきから募っているというのは募集しているということなんですよ。その認識がなく、募るという言葉を使ってらっしゃったんですか」

 

安倍首相「あの、それはですね、つまり、事務所がですね、ま、いわば今までの、ですね、経緯の中において、それにふさわしい方々に声をかけていると。そこで、それぞれが桜を見る会に参加するかどうかについて伺っている、そういう意味において募っている、ということでございます」

 

宮本議員「ふさわしい方に声かけてるんじゃないですよ。これ見てくださいよ。コピーしてください、知人や友人を誘ってくださいって書いてあるんですよ。これが『募る』っていうことなんじゃないですか。実態は、(推薦に)ふさわしい方に声をかけているだけじゃなくて、知人や友人を含めてどんどん誘って下さいと総理の地元事務所がやってきたということじゃないですか」

「いずれにせよ文書は残っていない」
安倍首相「あの、いわば、それにふさわしい方ということでですね、いわば募っているという認識があったわけでございまして、例えば新聞等に広告を出して、どうぞということではないんだろうというわけでございます。そのうえで申し上げますが、最終的に内閣官房及び内閣府でとりまとめを行っているという認識であります」

「友人知人を募っていけば際限がないと思うんです。コピーを取って下さいと書いてある。これについてはふさわしい人以外にも声が掛かるというやり方ではないですか」

「いずれにせよ、文書、名簿が残っておりませんので、確認のしようがないところでございますが、やり方において、参加者を募るやり方において、先ほど申し上げた観点で募っていると私は承知しております」

 

 

 しんぶん赤旗 2020年1月29日

論戦ハイライト

衆院予算委 宮本議員の質問

開催要領から逸脱

参加者 幅広く募る

 首相主催の「桜を見る会」の参加者急増は、安倍晋三事務所が幅広く参加者を募りはじめたことが要因だ―。日本共産党の宮本徹議員が28日の衆院予算委員会で、安倍首相の責任を厳しくただすと、安倍首相は支離滅裂な答弁に終始。「桜を見る会」の趣旨に反して、私物化していた実態があらためて浮き彫りになりました。


写真

(写真)質問する宮本徹議員=28日、衆院予算委

図

(写真)桜を見る会参加者数と総理大臣等(政治家枠)の推移

 「桜を見る会」の参加者は毎年1万人前後で推移していましたが、安倍政権になってから急速に膨らんでいます。(グラフ)

 安倍首相が「招待基準があいまいな中、人数が増えてきた」と述べ、「長年の慣行」でごまかそうとしたのに対し、宮本氏は「安倍政権以前も招待基準は同じだ」と反論。安倍事務所が支援者に“幅広く参加を募る”申込書を配布していたことを示し、参加者が膨らんだのは“推薦”ではなく“募った”からだとして、次のようにただしました。

 宮本 麻生財務相が総理のとき、地元事務所が「桜を見る会」に“幅広く参加者を募る”ことをやったか。

 麻生太郎財務相 ありません。

 宮本 安倍首相になってから始めたということだ。“幅広く募る”のは、長年の慣行ではなく、安倍政権7年の慣行だ。

 首相 “幅広く”とは“偏りがないように”ということだ。

 シドロモドロに答える安倍首相に対し、宮本氏は「功績・功労に関係なく、“幅広く募る”のは、開催要領からの逸脱だ」とごまかしを厳しく批判。さらに追及を重ねると、安倍首相の支離滅裂な答弁はエスカレートしていきました。

 宮本 (安倍事務所が参加者を)“募集”していることはいつから知っていたのか。

 首相 私は“幅広く募っている”という認識で、“募集”している認識ではなかった。

 宮本 “募る”とは、“募集”と同じだ。その認識なく、“募る”という言葉を使っていたのか。

 首相 新聞等に広告を出して、ということではない。

 委員会室からは「えー」「めちゃくちゃだな」との、どよめきが。

 宮本氏が「地元からの参加者が増えているという認識はあったか」とただすと、安倍首相は「そう(増えていると)いう認識はなかった」などと答えました。

夫婦そろって私物化

出てくる資料すべて真っ黒

写真

(写真)「桜を見る会における総理行程(案)」。タイトルと日付以外、すべて黒塗り

 宮本氏は、桜を見る会の正式な受付開始の8時半前から、安倍首相が後援会員らと会場で写真撮影をしている問題を追及。「安倍後援会を特別扱いし、便宜をはかったということではないか」とただしました。

 首相動静では、2014年は午前8時21分、15年以降は7時台に後援会員と撮影を始めています。

 宮本 なぜこんなに早く行くようになったのか。

 首相 招待者の方との交流の時間を少しでも長くとりたいという思いからだ。

 宮本 首相動静を見れば、まずやっているのは地元後援会のみなさんとの写真撮影だ。後援会員がどんどん増えたから、総理も早く到着するようになったのではないか。

 安倍首相の当日の行動については、内閣府が提出した「桜を見る会における総理行程(案)」では全面を墨塗りにしています。宮本氏は、メディアにも報じられているのに全面墨塗りはおかしいとして、「結局、総理に関わるものは名簿も出てこない。そして出てくる資料は真っ黒。全部隠ぺいだ」と指摘しました。

 私物化は、安倍後援会だけでなく、安倍昭恵夫人からの推薦への安倍首相の関与にも及んでいます。

 宮本氏が、昭恵氏からの推薦人数について質問すると、安倍首相は、昭恵夫人の意見を聞き事務所に伝えたと説明。しかし、具体的な人数については、「本人もつまびらかではない」などと答えたため、野党議員からは「数え切れないほど呼んだのか」と声が飛びました。

 宮本氏は、「赤旗」記者がネット上を調べただけでも、昭恵夫人が名誉顧問だった農業集団十数人など143人が招待されているとして、次のようにただしました。

 宮本 5年連続や、毎年呼ばれている人もいる。毎年同じような人に送っているのにリストも記憶もないのはおかしい。

 首相 推薦名簿を廃棄しており、定かではない。

 宮本氏は「夫婦そろって公的行事を私物化したということじゃないか」と厳しく批判しました。

 

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7 コメント

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Unknown (月風狼)
2020-01-29 22:18:27
募っているけど、募集はしていない
この言い回し、どこかで聞いたなと思ったら、落語の与太話と同じですね。
さすが、お笑い系は、よく勉強してはりますな、かの御仁は。
返信する
Unknown (Mozart lover)
2020-01-29 22:45:40
 国会が始まったが政府の答弁は相変わらず、論点すり替え、誤魔化し、意味不明の答弁で事実隠蔽の時間潰しを続けている。今だにモリカケ桜etc疑惑の説明責任から逃げ続けている。この原因は何なのか。今の政権は河井夫妻の事件(多分氷山の一角ではないか)のように、潤沢な資金(税金)をバラ撒いて民主主義の基本選挙をカネで買う、(人)金治主義。(今多数決の数の意味が変質している)。与党は国会をカネと数の力で圧倒的支配。国権の最高機関、言論の府とされる国会の機能が事実上機能不全に陥っている。
 こういう状態を何とか打破できないものか。
 そこで野党は、国会に「国会侮辱罪」の法案を提出してほしい。安倍長期政権のこれまでのやり方は「野党」をダシにして、メディアも利用、国会を散々愚弄してきた。それは実際は国会=国民の侮辱であり国民への重大な背信行為。
 上記法案の審査委員は主に憲法学者等で構成し、政府から全く独立した第三者機関とし、国会の健全な運営、政府の不適切な答弁を監視チェックする事を目的とする。そうでもしないといくらでも、この政権は暴走し続けるのではないか?
 
返信する
安倍政権に痛打を (ゴメンテイター)
2020-01-30 08:11:52
馬耳東風、蛙の面に水、暖簾に腕押し、糠に釘、これに続くのが、晋三に質問。

ここはやはり選挙で痛打を浴びせるしかありません。

2月2日、京都市長選挙があります。

ここで現職が落選したら、政権内は大慌てになるでしょう。「安倍晋三のままでは、選挙は勝てない。」

この選挙の選挙権を持つ人たちに、良識ある投票を呼びかけましょう。

投票を呼び掛けたけれど、投票依頼はしていません。これは間違っていません、念のため。。
返信する
桜あれこれ 元議員と前事務次官/安倍昭恵の日当等 (nanijiro-i)
2020-02-02 10:59:58
先日のつづき。
〇元議員
2018年の桜を見る会の招待者内訳表には、同年から、新しい分類項目が、上記のほかに、もう1つ設けられていた。「元議員」である。
これは、「歴代総理大臣・未亡人等」という分類の子分類として、示されている。
「未亡人」というのもどうかと思うが(目にしたのは久しぶりの言葉のような)。
「歴代総理大臣・未亡人等」は、18年 129人、19年 134人である。内訳は、
2018年 歴代総理大臣・未亡人 12人 元議員 110人 前事務次官 7人
2019年 歴代総理大臣・未亡人 11人 元議員 114人 前事務次官 9人
となっている。
これを、さかのぼってみよう。
2013年 歴代総理大臣・未亡人   14人
2014年 歴代総理大臣・未亡人   14人
2015年 歴代総理大臣・未亡人   14人
2016年 歴代総理大臣・未亡人等 104人 前事務次官  8人
2017年 歴代総理大臣・未亡人等 123人 前事務次官 10人
こう見てくると、2016年から「等」が入り、人数が数倍になったことから、「元議員」の招待枠が事実上、できたのではなかろうか。 また、同年から「前事務次官」という枠ができたこともわかる。
〈自民、参院改選議員に招待枠 桜を見る会、選挙利用と批判も 共同通信社2019/11/19 06:00
 今年4月に開かれた首相主催の「桜を見る会」を巡り、自民党が1月、7月の参院選で改選を迎えた党所属の参院議員に、後援会関係者らを「4組までご招待いただけます」と記載した案内状を送っていたことが18日、関係者への取材で分かった。間近に選挙を控えた議員に便宜を図ったと取られかねない内容で、税金が投入された公的行事を選挙に利用したとの批判が上がりそうだ。
 自民党関係者は共同通信の取材に、案内状の送付を認め「引退や落選で(後援者らを招待できるのが)最後になる可能性もあるため、改選議員を対象にした」と説明した。案内状の発信は1月31日付。〉
 上記は、2019年の参議院議員選挙で「間近に選挙を控えた議員に便宜を図った」という疑惑の話。そこで、予想をしてみた。2016年、すなわち、1つ前の参議院選挙から、すでに、そうした「枠」ができ、その枠は「元議員」にも及んでいたりしないか? と。それで、元議員はどのくらいいたかを調べて見た。
 結果は、自民党で、2016年の参議院議員選挙立候補者中、元議員は、選挙区で「0」比例区で「1」。
 2017年の衆議院選挙立候補者中では、小選挙区で「4」、比例代表で「13」。
 2019年の参議院選挙立候補者中では、小選挙区で「3」、比例代表で「0」。
(上記のうち、2016年の選挙区は、読売年鑑の投票結果の一覧から数えて「0」だった。他は、web上の新聞記事による)。
 というわけで、近い国政選挙の予定候補者である元議員を主に呼んだのではないのかも。
 自民党など与党OBを呼ぶ「枠」を新たにつくったということだろうか?
 どういう面子だったのか? この新しい枠を設けたのは、どんな理由があってのことか?
 この話はここまでだが(つづく)。この次かその次で、前夜祭のことを考えてみたいと思っている。
〇昭恵夫人の日当と交通費
 ここまで書いたあと、buuさんのツイッターで、安倍昭恵氏への政権復帰後の「日当や交通費」についての質問主意書への答弁書をめぐって、こんな話を見た。
 答弁書は、こう報じられている。
〈首相の昭恵夫人に日当支払い 答弁書、首相公務補助で
 政府は31日の閣議で、安倍晋三首相の昭恵夫人に対し、首相の外国出張や行事出席に同行した場合に交通費や日当を支払っていたとする答弁書を決定した。2013年度は航空賃と日当で85万4980円、14年度は同95万5310円を支出していた。立憲民主党の有田芳生参院議員による質問主意書への答弁。
 「内閣官房および外務省で確認した限り」として回答した。15年度は鉄道賃1万4910円、16年度は鉄道賃および航空賃90万1630円、17年度は該当なし、18年度は鉄道賃1万7480円、19年度は鉄道賃1万9230円。
 昭恵夫人専用の公用車は割り当てられていないとした。(共同)〉
〈buu@buu34
金額の推移が変
参院選のあった16年には、交通費が跳ね上がり
森友で騒がれた17年には、いきなりゼロ
なぜか翌年、地味に復活
buu@buu34
土生「第一次安倍内閣及び第二次安倍内閣以降におきまして総理夫人に対して支出した交通費等の総額は、約百四十五万円ということでございます」
buu@buu34
山本太郎「じゃ、今まで支払われた手当というのは、昭恵夫人に対しては一銭もないということでよろしいですか」
土生「第二次安倍内閣以降におきましては日当は御辞退されておりますので、日当については支払われていないということでございます」
buu@buu34 午後2:15 · 2020年2月1日
https://this.kiji.is/595880543838651489
この件 H29年3月2日 参予算委での答弁と矛盾する。
土生「第二次安倍内閣発足以降、日当は辞退の申出がなされており、支払われていないということでございます」〉
「参院選のあった16年には、交通費が跳ね上がり 森友で騒がれた17年には、いきなりゼロ」は変だ。
あとで返却したことにすることになっているのか? などと疑う。上記のようにすでに答弁は変遷していることでもある。
返信する
反社会的勢力と昵懇な反国家的勢力の反知性的居直り (余計なお世話)
2020-02-02 11:36:14
内田樹の研究室

桜を見る会再論
2020-02-01 samedi
http://blog.tatsuru.com/2020/02/01_1152.html

『 もうこの話をするのにも飽き飽きしている。「桜を見る会」についての話である。
 どうして「飽き飽き」しているかというと、ふつうの人間の受忍限度を超えて、この話が続いているからである。
 続く理由は簡単で、ふつうは申し開きのできない証拠をつきつけられて「申し訳ありませんでした。私がやりました」として「犯人」が白状して、火曜サスペンス劇場が終わるところで、ぜんぜんドラマが終わらないからである。
 でも、「私がやりました」と言わないというのは、ある意味では「合理的な」ふるまいなのである。』


この書き出しの続きに興味が湧いた方だけ、リンク先へどうぞ。
個人的に一番のオススメは、このつぶやきの結びです。
ここが今の、そして、これからのこの日本における一番の大問題と思っていますので。
返信する
安倍政権は言語破壊テロ集団? (Mozart lover)
2020-02-03 23:20:23
 人間にとって「言葉」と何か。こういう根源的な問いを起こさせる、安倍政権首脳の国会や記者会見の答弁。議論の府、国会で全く質問と噛み合わず日本語を成さない答弁で時間だけ稼ぐ。
 最近の内田樹氏のブログ記事は安倍首相のこの「言葉」の破壊状況を鋭く抉っている。

「はじめに言ありき」という有名な聖書の句、続いて「言は神とともにあった」とある。この言というのはロゴス(理)とも言うらしい。言葉(言)は人間を他の動物と区別する特徴、属性である。人間は神でもないが、獣でもない。その中間。その言葉は感性や思考の道具であり、歴史や文明を築いてきたもの。言葉は人間の神聖の一部。人間の人間たる所以。
 どれだけ正確で明晰な言葉を発するかで、ある程度その人の知能人格、人間性を推し量れる。
 いまの政権は多方面で国を破壊している。経済外交、民主主義法体系、教育etc
 そして最後はこの言葉である。
 この安倍政権サポーター、いわゆるネトウヨ達にも同じような特長がある。盲目的な安倍支持。政権批判者に匿名で偏執狂的な人格的誹謗中傷。こういうものの攻撃に晒され三宅雪子さんはPTSDになり自殺したと言われている。
 ネットでも色々やっているようで、見るたび嫌な気分になる。言葉が正確でなければ論理にもならない。
 問題と関係無い所を勝手に捉えたり、単に中傷記事書いて相手を傷つけマウント取ったと喜んでいるだけ。
 彼らは人間の言葉を歪め言葉を破壊している言語破壊のテロリストに見える。強力な権力の力で人間性とか精神性の根源である言葉に対する破壊攻撃をやっているようだ。
「信」とは人の言と書くが、政治の基本「言葉」まで破壊している今の政権に全く毛ほども信はない。
返信する
毒がまわる… (nanijiro-i)
2020-02-11 12:12:51
昨日は、新宿駅西口地下に「国会パブリックビューイング」を見に行きました。
辻元議員・小川淳也議員の質疑をとりあげたもの。
辻元議員の質疑への安倍首相の答弁、ひどかったですな。
〈安倍総理「脱法行為」に太鼓判!「自分がやったように個々の参加者と契約して領収書を渡す形にすれば、収支報告書に記載しなくても問題ない」と明言〉
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467244
IWJが、「シリーズ国会崩壊」といういうのをやっていて、これは、山添拓、山井和則につづく桜答弁の3回目。小川議員のが5回目。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467184
この国会パブリックビューイングは、こちら。
国会パブリックビューイング 底が抜けた「桜を見る会」答弁
https://www.youtube.com/watch?v=zd3VS1aI8Vw&feature=youtu.be&t=1134
その前に、山添拓さんのも、見に行った。こちら。IWJの1回目もある。
「桜を見る会」名簿は公開対象だったー山添拓議員と振り返る「桜」名簿問題
https://www.youtube.com/watch?v=sQrfaIVGy3U
とくに山添議員の会に、人の輪がどんどん広がるのを感じたし、前者でも、多くの人が足を止める姿が見られた。IWJに〈その後も山添議員の質問ごとに回答を中断する事態となり、一連の質疑は山添議員の「持ち時間」である9分間をはるかに超えて45分以上にわたった。〉とある、持ち時間を有効に使った質疑が、参議院だからできたことだったことも知った。
辻元議員の質疑では、安倍総理が「ですから、それに対してですね、あまりにも、(辻元議員が)興奮をされたので、私は少し驚いたところで、ございます」と。すこしも興奮しているようには思えないところを、報道のために印象操作をしているように見えるところや、安倍総理の「脱法行為に太鼓判を押す発言に、背後の官僚たちが不同意そうに会話する画面への上西代表のコメントなどが、しりえて、よかった。
「国会崩壊」「底が抜けた」。安倍首相の罪を認めないために、毒をくらえば…状態になってしまっているので、駄句を…
 国会は 毒をくらわば さらく~見る会
お粗末でした。
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