
この田母神前航空幕僚長は、
ある国際会議の記者会見にて(詳しくは清水俊宏 「クラスター爆弾なんてもういらない」合同出版)、
「不発弾による(日本人)被害も出るが、占領される被害の方が、何倍も大きいと思います」
と発言し、世界中から徹底的に攻撃されていたそうです。
・日本の当時のクラスター爆弾が使用されたらどれだけの被害が出たのか。
・使用しなければどれだけの被害が出たのか。
軍人は事実を検証してからモノを言え。
そして、現にクラスター爆弾の廃棄中(一部取替え)、全然、人命被害なんて出ていないじゃないですか。テポドン2をクラスターで打ち落としますか?
『世界で恥かく、日本の元軍人、今文化人?)
空自トップ論文世界が批判/アジア各紙/米紙/英BBC 2008年11月02日
アジア各紙/警戒と憂慮 アジアのメディアは、戦前の侵略戦争を否定する論文を発表した田母神俊雄航空幕僚長が更迭されたことを速報し、自衛隊幹部のこうした発言に憂慮と警戒を表明している。
シンガポール英字紙ストレーツ・タイムズ一日付は、「彼の立場はアジアの近隣諸国を怒らせるものだ」とし、「彼の発言は日本の侵略と植民地支配で焦げ付いた記憶を今なお持つ中国や韓国などアジア諸国からの反発を刺激しかねないと憂慮される」と報道した。
香港紙・明報一日付は「多くの人びとが日本は第二次世界大戦で侵略行為をしたと認識しているが、それを否定した自衛隊幹部が更迭された」と伝えた。
普段、ニッポンのウヨクは、大日本帝国が植民地アジアを第二次大戦で解放したことを、今でも感謝してもらっておるというが、どうもそうでないらしい。
さらに同紙は、「日本は公式には平和主義を表明しているが、戦争中の過去の認識ではしばしば非難を浴びてきた。近隣諸国は軍国主義復活のどんな徴候も厳重に監視している」と指摘している。
怒り回避措置/米紙 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は十月三十一日、田母神空幕長の解任を「真珠湾攻撃は米国のわなだったといった将軍が解任」との見出しで報道。同空爆長の論文が明らかになった数時間後の解任は、日本政府が「中国や韓国、アジア諸国からの怒りと批判をかわすため」だと指摘しました。
そのうえで、過去の戦争を正当化する見解は日本のウヨク的な政治家に珍しくないものの、こうした見解が自衛隊の内部から公然と表明されたのは「まれ」なことだと指摘。麻生太郎首相が以前に朝鮮半島への日本の植民地支配を称賛する発言をしたことや、安倍晋三元首相が慰安婦問題の発言でアジアや欧米から強い批判を浴びたことにも触れている。
英BBCが速報 英BBC放送は2008年10月31日、田母神空幕長が解任されることになったと速報。同空幕長の見解を詳しく紹介しながら、「多くの近隣諸国の怒りを呼びそうだ」と指摘している。
英紙ガーディアン(電子版)も同日、東京特派員電で速報し、同空幕長が、米国の陰謀で日本は第二次大戦に引き込まれたもので、日本は侵略国でなかったと主張したためだと紹介した。18:36 2009/03/16