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佐伯祐三とフランス

2009-01-01 23:35:44 | 美術[さ]
佐伯祐三とフランス ブラマンク、ユトリロ、日本の野獣派@ポーラ美術館

 雲ひとつない青空の中、元旦そうそう、実家からひとっ走り、箱根千石原のポーラ美術館に行ってみた。元旦にそんなところへ行く人はいないと思ったらそうでもなくて、普通の賑わいができていた。行ってから知ったのだが、明日1月2日は無料観覧日なのであった(-_-;) だからと言って明日にするのもなんなので、それに、無料なら今日の数倍混みそうだし、明日は箱根駅伝絡みの車両で道も混雑しそうな噴霧器であるし。

 別に野獣派マニアではないけれど、佐伯祐三、ブラマンク、ユトリロは3人とも好きな画家なので、展覧会としては満足できるものだった。ほかには、荻須高徳、里見勝蔵など、日本の野獣派と呼ばれる画家の作品も展示。53点ほどなので、大展覧会ではないが、正月気分でまったりするにはちょうどいい感じだった。

 常設展では、黒田清輝の《野辺》を見ることができた。長い髪をなびかせて草原に横たわる裸婦像が美しい(*^.^*)

 レオナール・フジタの《小さな職人たち》シリーズから36点の展示もあった。

 さらに、《西洋の扇と女性のよそおい》と称して、各国の扇子60点も展示。10世紀頃に日本から中国を経てヨーロッパに伝わった扇子、煌びやかに装飾された18~20世紀のフランス、イタリア、オーストリアなどの扇子が綺麗で、ちょっと欲しくなる。


 というわけで、賀正!

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