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大徳川展

2007-11-22 21:29:18 | 美術[た]
大徳川展@東京国立博物館

 平日の午前中にもかかわらず、けっこうな人の入り。平成館は中央階段を挟んで第1、第2会場に分かれている。係員が「第2会場が比較的空いています」という呼びかけでワナを仕掛ける。で、第2会場へ先に行くと、確かに多少は空いている。そのあとで第1会場に入って行く頃には、人の数は倍増、倍増、さらに倍で後悔する事になる。

 徳川幕府の時代に作られたものや使われたものだけでなく、古くから伝わってきて、徳川家が所持していた古代の品物や外国から渡ってきた骨董品みたいなものも展示してある。

 印象に残ったものは、徳川綱吉が書いた「思無邪(おもいよこしまなし)」の文字。たいへんよい心がけだが、字がへたくそに見える。将軍が書いたのでなければ丸めて捨てたであろうと、こっちがよこしまな考えをしてしまう。

 狩野春湖筆「長崎図巻」バテレンな人たちが赤い帽子をかぶって街中をうろついているのが、偽サンタクロースの詐欺集団みたいでおもろい。

 ほぼ純金とかいうキンキラキンの婚礼調度品の数々もすごい。でかい。まぶしい。さすが金持ちである。

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