goo blog サービス終了のお知らせ 

ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

ホキ美術館

2011-05-23 07:47:09 | 美術[は]
「開館記念特別展」@ホキ美術館

 10名ほどでホキ美術館に行った。千葉県の土気駅から20分ほどの所にあるホキ美術館はけっこう混んでいた。ホキのそばに実家があるという人が言うことには、土日はいつも混んでいるようだ。

 写実絵画コレクション約300点の中から163点を9つのギャラリーに展示。写実絵画、ハイパーリアリズムなどは好きなほうなので、なかなか見ごたえのある展覧会だった。写真と見紛うばかりの風景写真などは、ある種のトリックアートとも言えそうな物凄さがあり、驚きを通り越して笑ってしまう。そこまでリアルだと、なんで描くのだ写真でいいじゃないか、と言っちゃいそうな雰囲気。

 忠実に描かれた裸体画を見ながら「血管までリアルに描かれるとちょっと、ねえ」というのが参加女子の感想、自分だったらもっと理想的に描かれるほうがいいと言っていた。まぁ、そりゃそうだね、髪はフサフサに、体系はスマートに、筋肉隆々に、背は高く、顔は池麺に描かれた方が、男でも嬉しいさ。

 ホキ美術館は、なんといってもその外観の奇抜さが目を引く。空中にズリズリズリズリズリっとせり出したところなんか、実用的には無駄がいっぱいだが、もうこれだけでワクワクしてしまう、なにやっとんじゃ的なとんでも建築のひとつであろう。そのせり出した部分の途中までが展示室になっているので、なんとなく今この下は何もないんだ、と思いながら床をトントンしてみる。床はコルクみたいな柔らかい衝撃吸収素材だった。その部分の展示室は足元から外が見えるユニークな構造になっている。せり出した先っちょは、かなり広い無駄スペースになっていて、先っちょまで行くことはできない。外観は2階建てくらいの高さだが、1F、B1F、B2Fまであって、展示スペースはかなり広かった。

コメント    この記事についてブログを書く
« かぐわしき名宝展 | トップ | 歌川国芳&岡本太郎 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

美術[は]」カテゴリの最新記事