本日の竹富島、晴れ 気温28度 青空。
船に乗るのをやめた。
夏が来てると感じたから、
目の前に着いた船を見送って
潮の引いたテトラポットの向こう側を見に行った。
ジリジリと照らされた腕が光っていた。
やっぱり この島に、夏が来ている。
海の向こうから、冷たくて温かい贈り物が届いた。
贈り物を冷凍庫へ入れて、直ぐに海へ向かった。
去年の夏に、あの子と一緒に泳いだ海へ。
懐かしかった。
そして、思い出していた。
浜の入り口で立ち止まった。
そこから先に進めなかった。
木のトンネルの向こう側は、
先が見えないほど、白く光っていたからだ。
この木のトンネルの向こう側には
違う世界があるのかもしれないと
本気で一瞬そんな気持ちにさせられた。
横から人が一人出てきて、目が覚めたけれど。
それでも、しばらく このトンネルの向こう側を見ていた。
木のトンネルを潜りながら
白い木漏れ日が射す
空を見上げて。
船に乗るのをやめた。
夏が来てると感じたから、
目の前に着いた船を見送って
潮の引いたテトラポットの向こう側を見に行った。
ジリジリと照らされた腕が光っていた。
やっぱり この島に、夏が来ている。
海の向こうから、冷たくて温かい贈り物が届いた。
贈り物を冷凍庫へ入れて、直ぐに海へ向かった。
去年の夏に、あの子と一緒に泳いだ海へ。
懐かしかった。
そして、思い出していた。
浜の入り口で立ち止まった。
そこから先に進めなかった。
木のトンネルの向こう側は、
先が見えないほど、白く光っていたからだ。
この木のトンネルの向こう側には
違う世界があるのかもしれないと
本気で一瞬そんな気持ちにさせられた。
横から人が一人出てきて、目が覚めたけれど。
それでも、しばらく このトンネルの向こう側を見ていた。
木のトンネルを潜りながら
白い木漏れ日が射す
空を見上げて。