365日の空

空を見ていると会いたくなる人は居ませんか?空は その人の所まで繋がっています。
そう思って私は今日も空を見上げています

どっちかって言うと今日なんじゃないの!?

2007年08月10日 | 竹富島

本日の竹富島、曇り多々雨そして暴風 気温31度。

船を欠航にするのなら今日の方が理解できる。
何故に昨日が、欠航で今日が運行なのでしょ~かっ。(г◎-◎)?
だって、カイジ浜には台風が上陸していますよ。



お店の下にいても、風が怖いくらいに吹いています。
後ろの鞄なんて、海賊船みたいに揺れています。
海風で、雨も吹き込んで寒いし、もぉカッパを使わにゃ。 商品もビショビショ。
直ぐに錆びてしまうので、新聞紙をロックオン。これでも陳列。(笑)



お客さんもビショビショ。お店の下で雨宿り。



西表にも雨雲がっ。昨日と全然違うねっ。
時々、見えた青い空は 一瞬で消えてしまったね。

やっぱり、この島は晴れた日が一番似合うんだけどなっ。


降ったり止んだりの天気の中、家の前の道にホウキ目を付けていた。
いつもと変わらず、外から内へと掃いていた。
その時だった、車で通りかかった同じ集落の方が声をかけてくれた。
“踊りに興味はあるかと”
ビックリした。踊りって言っても、只の踊りじゃないんだよ。
この島で一番盛大に行われる、種子取祭の踊りなわけで。。。
まさか、自分が声をかけて貰えるとはコレっぽっちも思っていなかったので
一瞬、自分の中のリセットボタンが押されたかの様に、頭の中が真っ白な状態になった。
そして、ドギマギして「いえっ、私は厳粛な踊りはっ」と、顔を横に振りながら返事をした。

去年の種子取、この島に3年住んでいた友人も初めて出れるんだって言ってとても喜んでいた。
私は、毎晩のように その練習を見に行った。
そこで踊っている人たちからは、竹富島の匂いがした。
とても素敵で、とても温かくて、何かを守っているような、そんな風が吹いてくる気がした。

3年住んでやっとなのに、私なんか まだ1年も経っていないじゃないか。

声をかけてくれた その人は、見学も自由に出来るからと優しく誘ってくれた。
絶対に見に行こぉ

その後も、道を掃きながらずっと踊りの事を考えていた。
とても嬉しくて、本当に嬉しくって。
種子取に出るなんて、凄い事なんだもん・・・。
でも、私にはなっ、、、。
この島に居る月日だけではなく、
未だに 浅く浅くしかコノ島と付き合っていない私には、そんな資格はない。

そう言って、いつも 只逃げているだけの人間なんだ私はっ。