
藤田美術館

竹図屏風 狩野永徳筆

二重切竹花入 銘 よなが 千利休作
天正18年(1590)、利休が豊臣秀吉の小田原攻めに随行した時、韮山の竹を使って作った3つの花入「よなが」「尺八」「園城寺」の内のひとつ。

よながの背面。上に「よなか」と銘があり、下に利休の花押(ケラ判)が記されている。

舟形花入 千宗旦作

底面に宗旦の花押がある。

茶杓 銘 松風 千宗旦作
宗旦は「松風」「村雨」の2本の茶杓を作り、「松風」を4男・宗室へ、「村雨」を3男・宗左に譲った。
共筒には「松風 不審」とある。

聚楽行幸歌六十八首巻物 烏丸光廣筆
天正16年(1588)後陽成天皇が聚楽第に行幸した際の和歌会で詠まれた歌を、後に烏丸光廣が書写したもの。
もちろん筆頭は「関白豊臣秀吉」である。

銹絵絵替角皿 十枚のうち 作:尾形乾山 絵:尾形光琳