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2109 永青文庫 美しき備え

目白

永青文庫

美しき備え ―大名細川家の武具・戦着―
期間:8月17日(火)~9月20日(月)

白糸褄取威鎧
南北朝時代、細川藤孝の遠祖・細川頼有所用の鎧で、頼有が延文三年(1358)の京合戦に着用し建仁寺塔頭・永源庵に納めたもの。
兜は四十間の星兜で鍬形台は残るが長鍬形は欠損している。胴は威糸や弦走韋、栴檀の板などを欠失している。
柏木菟螺鈿鞍
鎌倉時代、木製黒漆塗で、柏の樹とその枝にとまる木菟を螺鈿で表す。
添状によると室町幕府十三代将軍・足利義輝より細川藤孝が拝領した。
歌仙拵
鞘は研出鮫皮包、柄は燻革で菱巻きし、鐔は鉄地に蝶の透かしがはいる。細川忠興の愛刀「歌仙兼定」の拵で「歌仙拵」と称された。
細川忠興所用。
紫糸素懸威鉢巻形兜
変わり兜の一種で、幅広の布を額から後ろにまわして引き違え、前で結んだ様を表している。内側は鉄六枚張りの簡素な鉢を使用し、表面はツヤの無い灰色の漆と銀泥が塗られ、眉庇は黒漆塗とする。
細川忠利所用。
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