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2308 岡崎市美術博物館 「どうする家康」

愛知は岡崎

岡崎市美術博物館

大河ドラマ特別展「どうする家康」
期間:7月1日(土)~8月20日(日)

色々威五枚胴 
入海神社蔵(愛知)。徳川家康の初節句の祝いの鎧と伝わるが、形式は桃山~江戸初期と時代は下る。
水野家の居城緒川城の鎮守八幡社に天保三年(1683)水野貞信が「由緒之具足」を奉納した寄進状が伝わり、また草摺に永楽銭紋の蒔絵が施されていることから、水野家所縁の具足である事は間違いないだろうが、家康との関連は如何か。
万字鑓 銘 下坂□
光西寺蔵(埼玉)。桃山時代、近江国坂田郡下坂郷の刀工の作とみられる。
天正三年(1575)八月、徳川方が武田方の諏訪原城を攻めた際に軍功の有った松平康親(松井忠次)に下賜したと伝わる鑓。
太刀 銘 包永
鎌倉時代、大和国手掻派の刀工・包永の作。
天正十三年(1585)第一次上田合戦の際に、高遠城の留守を預かった保科正俊が攻撃してきた小笠原貞慶の軍勢を退けた功により家康より賜った。上総国飯野保科家伝来。
近衞前久書状
(慶長五年)九月廿日付、近衞信尹宛。関ケ原の戦いより3日後の9月18日にある人物より前久に報告された合戦の状況を前久が子の信尹宛で記録したもの。
戦闘経過だけではなく、合戦前後の動向や家康による西軍諸将の調略などが記されていたり、また宇喜多秀家は討ち死にしたとの雑説も紹介されている。

次回も岡崎
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