名古屋
昭和美術館
以前こちらで捻駕籠の席を拝見しましたが、二階広間席も見たい!
ってことで
年に1度文化の日の公開に行ってきました。
南山寿荘は尾張藩家老・渡辺規綱(又日庵)の別邸として天保三年(1832)造立、昭和10年頃現在地に移築された。
渡辺規綱は裏千家十一代・玄々斎精中の実兄で、玄々斎も南山寿荘建築に関与したとされます。
それでは二階へ
二階広間席(書院)
九畳敷。床と矩折に棚と袋棚が並ぶ。
一間半の大床、左手の棚は三角に切られ斜めに天袋が付いている。
欄間
扇面透しで、これは玄々斎の好み。
つぼつぼの引手
”つぼつぼ”は千家の替え紋。
障子
下まで格子状の桟が細かく配置されている。これも玄々斎好。
縁側
庭園の眺め
呈茶もありました
千家の意匠を採り入れた武家の茶席。堪能しました。
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