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1406 湯木美術館 海を渡ってきた茶道具

大阪デス

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湯木美術館

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春季特別展 「海を渡ってきた茶道具 —名物記・茶会記に現れた唐物・南蛮・高麗—」
期間:4月1日(火)〜6月29日(日)

前・後期拝見しました。
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唐物茶入 銘 紹鴎茄子
全体に紫がかった飴釉がかかり上部から下部にかけ三筋のなだれがある。
底に「みをつくし」と墨書きがあり別名「澪標(みおつくし)茄子」と呼ばれる。
下京の片山某が所持し後に武野紹鴎や京の商人・針屋一族が所持した。
紹鴎茄子と呼ばれる茶入れは3つ存在し、これもその1つである。
古銅桔梗口獅子耳花入
東山御物。口と底を桔梗の形に、最も窄まった部分に一対の獅子頭、胴には龍紋などが鋳出されている。
足利義政が所持し、後に紹鴎・利休・佐久間将監と渡った。
井戸香炉 銘 三国一 
三ツ足の香炉で青白釉の下から斑紋が見られる。三ツ足を中国の三国(魏・呉・蜀)に擬えて銘が付けられた。
江月宗玩所持。

今回は紹鴎茄子が良かった。3つ有る紹鴎茄子をこれで全て拝見する事が出来ました。3つ其々に伝来は違いますが全て紹鴎が一時所持しています。どんだけ茄子茶入が好きだったんでしょうかねぇ。
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