今日は兵庫県三木からわざわざ高田製作所さんが
楽居の事務所まで来てくださいました。
高田製作所さんは鑿、鉋といった大工道具を制作されている方です。
問屋さんに卸すのではなく、今回のように
直接大工さんのところまで出向いて販売されています。
事務所に到着されるなり、駐車場に秀逸な道具達が並べられ、
駐車場がたちまち大工道具の青空市場になりました。
楽居の若い大工もその道具達を手にとっては見入って、
高田さんと熱心に話をしていました。
楽居で一番若い大工である小野寺良太君がじっくり吟味の上
鑿のセットと仕上げ鉋を購入しました。
一生物の道具として大切に使っていくことでしょう。
手仕事による家造りが失われていく時代で
このような繊細な道具を使う機会も需要も減っていきます。
日本の建築文化を支えてきた道具達がこれからも残っていくために
手作りの大工道具達と楽居大工の手仕事による
思いのこもった家造りをして参ります。