楽の志 ~らくのこころ~

湘南で木の家づくりをしている「楽居」の親方三浦がキャッチしたできごと、思い、喜び、悩みなどを、力を込めて投げかけます。

鵠沼 W邸 ウッドデッキ

2007-03-27 23:43:31 | 楽居の日々
今日の午前中は、鎌倉浄明寺K邸に行き最終的な打合せと テラス工事の工事契約をしました。明日より解体工事を始めます。
こちらの都合で、工事の時期を待って頂いてありがとうございます。明日から宜しくお願い致します。

そして 午後からは鵠沼で2年前にウッドッデキの施工させて頂いた、W邸に行きデッキのメンテナンスと再塗装をしました。



デッキにあるテーブルは、デッキの施工のときに一緒に作ったテーブルです。
写真ではわかりづらいですが、木種は地杉の赤ですが外で使うテーブルのため赤の中でも特に赤身が強いものです。



作成時の1回だけの塗装は顔料が飛び、一部は木肌が見えていましたが 特に問題もなく、床材は木表を表に向けているため ささくれもありませんでした。
今回使用した塗料は、リボス カルデットローズウッドです。



こちらは裏口のデッキです。



ウッドデッキには寄せ植えなどの鉢が置いてありましたが、一箇所に固定で置くのではなく、こまめに場所を変えてくれていたため 床板が痛んでなかったです。
W邸のウッドデッキは、ほぼ完成した当時となんら変わりのない 美しいままの状態でした。
今回思ったことは、デッキの材料で桧・ヒバなどいろいろ使ってきましたが、杉の赤身が やはり一番いいのかなぁ? とW邸を見てつくづく思いました。

以前も書きましたが、 我が家のデッキは杉の赤白の材料で無塗装ですが今の所 約5年経ちますが 腐れもなく 何の問題もありません。

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楽居 ショールーム  床

2007-03-27 01:08:36 | 楽居 ショールーム
最近ブログの更新があまり出来ていない・・・・今日この頃
スミマセン!!

っという訳で今日はショールームにて、床張りの作業をしました。途中まで張っておいたので今日は残りの作業でした。 何とか張り上げオイル仕上げまで出来ました。楽居のショールームは土足のため、オイルで仕上ることにより、使っていくうちになんともいえないマットな艶が出てきます。

スペース全体のエリアごとに、ペルシャ絨毯とキリムを敷き、空間を作っていきたいと思っています(予算の都合で実現できるか・・・)
だけど やはり本物を使った空間を作りたいので、頑張りたい所ですね。

床板が見えないくらいに 敷き込むのが僕の理想だな~~~。
後は 左官工事と照明の取付を残すばかりです、いよいよ完成間じかになって来ました。楽しみにしていて下さい。

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楽居ショールーム

2007-03-22 22:34:54 | 楽居 ショールーム
今日はトイレに付ける吊戸棚です。
コーナーに取り付ける棚のため三角形になっています そして扉にはめ込んであるガラスはアンティークのステンドです。新たに作った吊戸棚ですが、全体のイメージを少しダメージを受けたアンティーク風に仕上たいため塗装もオイルWAXを塗りこみ磨き上げる作業を繰り返しました。






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横浜 N邸

2007-03-18 22:30:46 | おうち
今日は朝 楽居の作業場に集合し横浜N邸の段取りをして、現場に向かいました。

そうです 今日は根建左官の根建邸です。


この四畳半の部屋は根建さんのお子さん達の部屋です。桜色の壁は数日前根建さんが調色して作った「色漆喰」です。サスガお手のもので、良い雰囲気で仕上がっていました。



写真正面の腰窓がある部分ですが、西側のため西陽も入りあまり使わないそうなので杉板目透かし張りで塞ぎました。その壁に根建さんが作った机をセットしました。



この机は、兄弟二人で使え右端は、PCやプリンターをセットできるようになっています。橘田さんが机に合わせコンセントの位置や電話配線などを全てやり変えてくれました。照明も机上に新たに取り付け配線も隠ぺい配線でスッキリ仕上てくれました。
※写真の足は、作業が終わりみんなで雑談してくつろいでいる僕の足です・・・失礼しました。

今日一日で仕上るという予定で 前もっての作業はもちろんありましたが、建築に携わる根建さんのこだわりなどは この四畳半の子供部屋に垣間見る事が出来ます。
ちょっとした使い勝手を考えたコンセントの位置や、照明の位置 棚の付け方や洋服掛けの位置そしてデザイン!!

既製品の家具や新建材を使った内装に自分を当てはめるよりも 自分に合った空間作りがやはり大事ですね。

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山北町 K邸

2007-03-17 23:42:19 | おうち
今日は季節はずれ?にも朝から雪がちらつきました・・・寒かったですね~
でもすぐに止んでしまいましたね。

現場の作業は、午前中でひと段落したため現場近くに咲いていた「菜の花」をカメラに収めてみました。

明日は、根建左官の根建さん宅に橘田電気の橘田さんと一緒に、行き3人で今年の春 小学校に入学するお子さんの子供部屋を みんなでプチリフォームする予定です。

明日も楽しみな一日になりそうです。

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山北町 K邸

2007-03-16 15:53:11 | おうち
今日は朝から若干の雨で、富士山は黒い雲がかかって見えませんでした。(残念)

なんとか一日天気ももち、外での作業も出来ました
今日は、引き続き屋根の銅板の解体をしました。

庭に梅の木があるのですが、家を解体するときや材料の搬入のときに当たってしまうので、切り倒す事となりました。

いつもは製材されている木材を加工していますが、やはり自生している木を切るのは、かなり抵抗がありました。なんともいえない気持ちでいっぱいでした・・・・。

酒と塩で梅ノ木の根を清め切り倒しました。梅ノ木は根っこが半分ほど腐ってしまっていましたが、生きている気はナカナカ倒れてはくれませんでした。
枝をはらい 倒した梅ノ木を見てみるとなんともいえない曲がり具合でしたので、この子を引き取り使えるまではまだ数年かかりますが、何かに使おうと思います。

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山北町 K邸

2007-03-15 16:04:13 | おうち
今日は一日曇りで、朝現場に向かう途中の富士山もドンヨリしていました。

現場の作業は、屋根の銅版噴きの解体です。
昔ながらの銅版噴きの一文字張りの屋根は、解体するのがもったいないくらい ・・・あと数十年は十分もつ代物です。

っというか、板金屋さんの納め方が見事で、水の回っている箇所が一つもありませんでした。当たり前ですが、当時コーキング(防水材)は無い為屋根の板金だけでもたせているという仕事は「匠」といえるでしょう。

お施主様の事情で、今回立替ですが この屋根も銅のためまたリサイクルすることが出来ますし 家全体を見てもコンパネや集成材 グラスウールは使われてないため、ほとんどが再利用可能な材ばかりです。

昔の家には、無駄がなく良く考えられた造りですね。
楽居の家も現代の 家の性能を持ち再利用可能な本物の材ばかりですので ブログを通して 伝えていきたいと思います。

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山北町 K邸

2007-03-14 17:03:56 | おうち
引き続き手壊しでの解体作業です。今日は反対側の建物との切り離しをしました。
取り壊しの建物は下の部分が約築80年でその2階部分は、築40年位というなんとも珍しい建物です。 

増築し渡り廊下を付けたりとたくさんの手が入っています。それをまた今回一部壊し また新たに新築という工事ですが、解体しながら思った事は 木造住宅は合理的でもあり、柔軟であるとつくづく思いました。

木造建築ならではの 材料仕上げなので解体も当時の大工さんの仕事を見ながらの解体なので、勉強にもなり、楽しかったです。

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山北町 K邸

2007-03-12 22:10:24 | おうち
今日はK邸の解体工事初日です。 

先日に引き続き山に囲まれての仕事です。いいですね~
今回は既存の建物を解体しての新築工事です。
建物が3棟並んでいて そのうちの真ん中の建物を新築にします。
母屋は、入母屋の築40数年ほどの平屋の立派な建物でその一部とつながっているため機械ではそのまま壊す事が出来ないため、手ごわしで切り離していく作業をしました。

両方の建物は木造建築のためこのような解体でも、切り離しや復旧・新手に増築など、柔軟に出来るのです。日本の木造建築のなせる技ではないでしょうか・・・。

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