楽の志 ~らくのこころ~

湘南で木の家づくりをしている「楽居」の親方三浦がキャッチしたできごと、思い、喜び、悩みなどを、力を込めて投げかけます。

宮上 頑居堂

2009-12-29 22:49:34 | 宮上 頑居堂
こんにちは 木の家づくりをしている楽居の三浦です。


湯河原の加工場に名前がつきました。

「楽居」は 楽しく 心休まる住まいという 意味があります。

そして 「頑居堂(がんこどう)」は丈夫な家づくり、職人の頑固さ修業の場という 意味があります。



そして今日は、楽居メンバー全が朝から 「頑居堂」に集まり
お餅つき・門松づくりをしました。




蒸し器も一日フル稼働・つき手もみんなで順番に 一日フル稼働で、
なんと 18升もつきました。








門松もさくさくっと 大工衆で手分けをし 短時間で見事なものができました。









今年一年、皆さんにお会いでき 楽しく過ごすことができました。

来年は 「頑居堂」でたくさん皆さんと、楽しい時間を過ごせたら
とおもいます。

2010年も、楽居一同 宜しくお願いいたします。


葉山町N邸 祝上棟!!

2009-12-20 22:27:34 | おうち
こんにちは 鎌倉の大工集団 楽居の三浦です。

12月20日(日)葉山N邸 無事上棟しました。






手刻み・長ホゾ・渡り顎で組まれています。
構造材は、金物・釘等を使わ 「木で木を組み上げる」伝統工法です。






大黒柱は、今養生をされていて見ることはできませんが、
槙(まき)の木で 長さは、6メートルあります。



お施主さんのN様が最後に、棟木を自ら納め、
無事 上棟できました。



上棟当日は、基礎工事の高橋さん 板金工事の加藤さん
電気工事の 橋本さん 

そして 設計の 高橋さんが 上棟のお祝いと お手伝いに来てくれました。

お昼は、N様がご用意してくださった 昼食をいただきました。
温かい飲み物まで ご用意してくださり お気遣いありがとうございました。



化粧野地 上棟当日に、みんなで化粧野地を全て張りたかったが、
一枚づつ 杉の30ミリある板を張っていくため、
1/3ほど残りました。
化粧野地の上に、フォレストボード(断熱板)を張り 21ミリの空気層
荒野地と続くため、年内は、屋根の仕事が続きそうです。




建て方3日目

2009-12-18 00:04:38 | おうち
こんにちは 鎌倉の大工集団 楽居の三浦です。

葉山町N邸の建て方 3日目 

今日のメインは、吹き抜けの丸太梁が重なって入るところです。







大黒柱に、四方から4本梁が刺さり さらにもう一本
5本目の梁が刺さるところです。



ご覧の通り大黒柱に刺さる、梁のホゾはかなり長くガッチリ組まれますが
ホゾが長いため、大黒柱を土台に付けて納めてしまうと 
梁が納まらないため、全てを組んでから大黒柱を納めていきます。
この時点ではまだ 大黒は下まで下がっていません。






大黒柱に、全ての梁が刺さりカケヤ 最後あたりの梁を 
打ち込みます。




明日は、2階の小屋梁まで組めそうです。
2ヶ月以上かけて 手刻みで刻んだ材料が、徐々に組みあがっていきます。
今のところ刻みの間違いもなく、順調に進んでいます。

あしたも 天気がよさそうだ。

さぁ 現場に

2009-12-16 23:00:19 | おうち


昨日は、土台を据え今日から数日かけて 建て込みです。
 現場までの道が狭いことと、敷地に構造材をすべて置く事ができないため現場で建て込み部隊と、
積み込み運搬部隊と別れての作業が何日か続きます。



6メートルを、超える松丸太が6本あり積み込みにも時間がかかり夜8時ぐらいまでかかってしまった。



丸太は大きく曲がっているためトラックへの固定(縛り方)も、気をつかいました。







一番上に積まれている材料は、N邸の家の中心にくる高野槙の大黒柱です。
 長さは6メートル 太さは尺角(33センチ)あります
明日 無事に納まってくれれば・・・



大工は、もちろん家を造ることが仕事ですが、材料の積み込み 材料の固定(ロープや荷締め機)そしてトラックを運転して 
安全に現場まで運ぶことまで メンバーみんなで 協力し合い行っています。


大町Y邸 完成 おめでとうございます。

2009-12-08 16:23:56 | おうち

キッチンが 1段下げてあるためリビング側から腰掛けられるようになっています。


1階は、ナラの床板です。リビングの一部は下がっておりそこにはグランドピアノがセットされます。この曲った框は樹齢100年ほどの吉野桧です
(2本を組み合わせ自然木のままS字にしてあります)


オーダーキッチンがセットされました。


ペアガラス木製オーダーサッシから、ここちよい光が入ります。


吹き抜けの丸窓の音符は、アイアンで作りました。





家具工事もたくさんあり、おさまり等もかなり気を使いました・・・
できているものを見ると、スカッとしていて 良い感じです。

樹齢1000年を、超えている桧の浴槽です。
古代桧の浴槽は はじめてみました、桧のにおいですが 香りが独特で
甘い感じのにおいがしました。







今回 このY邸は、佐藤君が棟梁として現場をしきりました 慣れないこともあり
Y様はじめ Y邸に携わった方々に助けられながら完成しました。
ありがとうございました。