楽の志 ~らくのこころ~

湘南で木の家づくりをしている「楽居」の親方三浦がキャッチしたできごと、思い、喜び、悩みなどを、力を込めて投げかけます。

おもしろい プロジェクト

2007-08-29 20:09:07 | 楽居の日々
設計の岡村さんが なにやらおもしろいプラン?プロジェクトを始めました。 

 根府川の畑に3坪の小屋を、伝統工法・土壁の建物を造るプロジェクトです。
 
サドルバックのオーナー イェンセン 某出版社 地元の方 おかむら屋 楽居 で、とりかかることになりました。

随時 ブログで更新していきます。

明日は山北K邸は、大工のユタカさん、シモヌリさんにおまかせして 僕は静岡の加工場まで K邸に使う玄関框を持ちにいきます。

今日は3本建て?!

2007-08-16 23:59:19 | おうち
きのう、今日と「社寺建築」を手がける3人組みの登場です!!
まずは 桧の大黒を「刻む」シモヌリさんから・・・



今回の大黒は 丸いうえ枝のコブが出ているもので 刻む「墨付け」も頭を使います。



そんな代物ですが、サクサクッと半日ほどで刻み キレイに納まりそうな予感・・・ 



そして いよいよ4人がかりで エイヤー!!



さすが シモヌリさん キレイに納める事ができました。 



続いて階段。 ユタカさんの登場です。まずは踊場の取り付け段板は 「桧」厚さ約2寸 踊場は 面積があるため、桧の板を何枚か接ぎ合わせてあるものです。



階段を支える親板は厚さ4寸 幅1尺 の杉を使い1本で支える階段です。



段板を支える 持ち送りのアリの加工をしている所です。階段の刻みには細かな細工が かなりあるためユタカさんは休憩の度にノミを砥いでいました。



続いて 和室床の下地。 ササキさんの登場です。まず根太を支える お引きの間に 断熱材を入れ込みます。


根太は桧の 芯持ち材 1.5角です 芯持ち材を使う事で丈夫で長持ちする床の下地ができるのです。(木の芯は腐りにくく、硬く丈夫な部分なのです。)がしかし 反りや割れなどが多いため 十分に乾燥させ製材しないといけないため 下地材とはいえ こだわりの部分です。




荒床は、杉の15㍉厚材を 根太の方向に対し斜め45度に2寸釘を使い 手打ちで止めていきます。 
このように手間をかける事により 捨て張りをコンパネで張っていくよりも 斜めに張った床構成はより強さを増します。



楽居 HP

外壁左官

2007-08-08 22:55:10 | おうち
お盆前という事で、先日の日曜日に根建左官の皆さんが来てくれました。
アラシ下地の上に防水紙を張り、その上に波型ラスを打ちつけました。
ラス網を張っているときの音は皆でポコポコ ポコポコ 連打しているので、打楽器の様です。



ラス網を張り終えると 今度は下塗りの「モルタル」塗りです。4人で来てくれたので、分担作業で 手際よく塗り進めました。




写真では見えづらいですが、例のごとく角という角は 全てRで丸く仕上るため、いつものように 大変そうでした。 ありがとうございます。



そろそろ1階の「南京板」も塗装に入ります。塗装予定は土曜日です。
夏になり暑さも本番です。 作業中水分補給を欠かさずにしたいものです。



スタディオン御一行様(オーダーキッチン屋)

2007-08-01 00:12:20 | 楽居の日々
29日の(日)に大阪のオーダーキッチン屋のスタディオンメンバーが麻布の東京オフィスOPENのため 東京の帰りに皆さんでここ鎌倉の地に来てくれました。


キッチンブレンダーの鈴木さんとはかなりの頻度で 打合せなどを行っているのですが、古川さん、リキさん、き~ちゃん、デザイナーの美和さんとは久しぶりの再会です。暑い中みんなで鎌倉観光をしました。




報国時に行きました。こんなに手入れの施された 竹林を見るのは初めてで、感激しました。みんなでお抹茶を頂きました。



昼食は皆で江ノ電に乗り、稲村ガ崎の「うなじ」の懐石料理を頂きました。
鈴木さんは 美味い美味いと言いながらご飯を3杯もおかわりしていました。