楽の志 ~らくのこころ~

湘南で木の家づくりをしている「楽居」の親方三浦がキャッチしたできごと、思い、喜び、悩みなどを、力を込めて投げかけます。

加工

2010-07-04 21:30:10 | 宮上 頑居堂
こんにちは 楽居の三浦です。

今日は日曜日ですが、頑居堂にてみんなで作業です。

まずは木村から



材木座M邸の下屋の墨付け・刻みです。
M邸は、本格和風(数奇屋建築)のため材料も高価で
なにをやるにも、繊細さが要求されます。
ですが、それを楽しみながらやる仕事ぶりはさすがです。



次は新堂君です。



新堂君は、荒井邸の玄関の式台の加工です。
材種は 重くて堅い欅です。
材料を出してくるのも、フォークリフトを使い人力だけでは
運び出すこともできないほどの重さです。
長さは3メートルほどあり、少し変形していますが
荒井邸のホワイエにぴったり合う「曲がり具合」になりそうです。

木取りと荒削りまでは、頑居堂で行い
最後の仕上げは現場で、手鉋で仕上ます。

 


そして私は、上から二人を見下ろしながら
頑居堂の二階の床張りです。
上棟してからずいぶん月日が経っておりますが
まだまだ、完成せず・・・・。


少しづつ仕上げていく予定です。
頑居堂の二階は、柱のない空間が20坪あり
延べ床が、30坪あります。

この空間が、人の集まる楽しい空間になるように
つくっていきます。