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プロブロ

Progressive Blog。世界はプログレで説明できる。

NUMO(ニューモ)入門

2006年01月18日 04時11分37秒 | プログレ
なーんかね。お久しぶりです。日曜日の新聞に、ショッキングな広告がありまして。全面広告で鈴木杏が穴を覗き込んでるんだけど。
【ニューモ入門】
NUMO:原子力発電環境整備機構。名前はともかく、ここがやろうとしていることは、壮大なプロジェクトなんですよ。あまりにもプログレッシヴ過ぎて、私の理解を遥かに超えてるんですよ。

”原発から出た高レベル放射性廃棄物をガラス固体化して、それらを鉄やら粘土やらで完璧に覆って、地下300mに埋める。”

ね、すごい計画でしょ?これがあと30年後くらいには始まる予定なのよ。『(高レベル放射性廃棄物を)数万年以上にわたり私達の生活環境から隔離するため』って書いてあるけど、高レベル放射性廃棄物の半減期(あくまでも半減)を調べてみたら、中には214万年ってものもあるじゃない!?

こんな恐ろしいものを受け入れる市町村なんて、あるのかな?よっぽど農村部の田舎とかしかないんじゃないかな?推測だけど、受け入れたら、やっぱ国から巨額の金がもらえるんだろうけどさ。

地下に眠らせるのは反対だけど、選択肢がそれしか無くて、それが実行されたとしてさ、あれじゃん?被害なり影響が出るのって、何世代も後の話でしょ?そういうのが出た時って責任取る人いないじゃない?結局(←嫌いな言葉)、問題先送りの見切り発車なんじゃないかって思ってしまう。

でも地上に影響が出ないように地下なんだろうけどさ。カナダのシガーレイクとかいう所では、13億年前に地下に閉じ込められたウランが、今でも安定して保存されてるみたいだし。正しいと言えば正しいのかな?

あ!とんでもない地殻変動とかそういうのが起きて、ひび割れから放射能汚染みたいなこととかあったりして。

確か、環境王国ドイツでは、ダイオキシンを地下の洞窟みたいなところに保管してたかな。あくまでも保管で、科学技術が進んでダイオキシンを無害なものに分解出来るようになるまでって感じで。やることは同じでも、『保管』と『処分』は違うからね。技術が進歩しなかったら大変だけど。

全く、難しい問題だね。日本の電気の1/3は原発だし。かといって電気の無い生活は不可能だし。ソーラーとか風力とか地熱とかのクリーンエネルギーに、もっともっと頑張ってもらいたいね。科学技術が進んでもらいたい。『ドラえもん のび太とアニマル惑星』みたいなクリーンな星は遠いな。

自分達で制御しきれないものを作るなんて、何てプログレッシヴなんだろうね?そういう自分もその中の一人なんだけど。うーん、難しい。自分に出来ることって何だろう?コンセント(正確にはコンセントからプラグ)を抜くことくらいかな?


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MEW 『And The Glass Handed Kites』

2005年12月26日 04時02分31秒 | プログレ
なーんかね、買い物でストレスを発散するOLさんみたいな感じで、CDをまとめ買いしまして。オークションで儲けたお金と、残り少ない貯金から1000円を合わせた6000円を持ってタワレコへ行きまして。輸入版セールとポイント2倍が重なってるのが今日までだったのもありまして。

買った3枚の中の1枚、MEWの『And The Glass Handed Kites』が、もう、ね、素晴らしいんです。衝撃と感動と、その上にある宇宙の広がりを感じるような。あ、TOOLの『Lateralus』を聴いた時に感じたものに似てる。

何よりも、美しい…。天使とか妖精とか表現されることが多いみたいだけど、本当に、それくらい美しい。キーが高くて澄んだ歌声っていうのもあるけど、曲自体が美しい。繊細で非常にもろいガラスをハンマーで殴りつけるような、張り詰めた緊張感の中に攻撃的な面も見えて、それら全てを優しく暖かく包み込む世界観・雰囲気を感じる。…自分で書いててよくわからない表現だけど、こう、聴いた瞬間にMEWの世界に囚われる。

MEWは、プログレの要素が感じられる。最近のプログレってメタル色が強い感じがするけどそれとは違って、60年代後半~70年代のプログレに近い。YESに近いかな?YESとTOOLを足して割った感じかな?でも、MEWはMEWにしか出来ない、MEWとしか表現出来ない音楽だと思う。

最近ようやくプログレのネタが増えて来た。良かった、路線修正できた。


日本がプログレを生んだ!?

2005年12月24日 21時53分12秒 | プログレ
衝撃的事実を知った。
なんとなく、LED ZEPPELINの『Houses Of The Holy -聖なる館』が表紙になってる本を立ち読みしたんだけど、そこにこのような事が書いてあった。

『プログレッシヴ・ロックという言葉を初めて使ったのは、日本である。』と。
1970年にPINK FLOYDの『原子心母』が発売された時の日本盤の帯に、"ピンク・フロイドの進む道はプログレッシヴ・ロックである"と書かれたのが、プログレッシヴ・ロックというジャンル分けの始まりであると。

定かではないがかなり有力らしく、ほぼ、"定説"となっているらしい。日本人がある意味、プログレを作ったのである。プログレッシヴ・ロックっていうジャンルが先行した訳では無いっていうのが、プログレッシヴたる所以なのだろうけれどね。

あとは、ロックは黒人的な、ある意味汚い部分があるのだけれど、プログレはその黒人的な部分を限りなく無くそうとしていて、ロックから一番遠いロックなのだ。とか。ここは渋谷陽一さんの「プログレはロックの批評」っていうのに近いのかな?

でも、あんまりこういう本とか評論本って、読みすぎると音楽を頭で聴くようになっちゃいそうで怖いんだよね。『あの音楽はこれこれこういう感じだからこういうジャンルに分けられて、このジャンルはこういう所が特徴なんだ。』とか。知ってるに超した事は無いんだけど、なんかウザい感じがするのよね。

あ、そんなこと言ってる私は、これ以上プログレについて書いたらウザいってことか!?

運転がプログレ。

2005年12月21日 00時05分44秒 | プログレ
結構な雪が降りまして。去年よりも2週間くらい早いね。

道路にも積もったのよ。気温も下がったから、裏道とかはガッチガチに凍ってるのよね。楽しい楽しい。

もともとプログレッシヴなジムニーくんが、ボコボコの雪道+後輪のチェーンにより、ガタつき・騒音が2倍くらいになったね。

もう、どこで何がくるかわからない。
こう、プログレッシヴ度も2倍以上になったね。ハンドルがさ、もう、暴れまくるのよ。え、何!?ここで右かよ!!みたいな。

うん、楽しいね。ジムニーくん、小さくて軽いからどこでも行けるし。もっともっとプログレッシヴな運転が出来ちゃうの。早く、誰か乗せたいな。プログレッシヴな運転の凄まじさを体感してもらいたい。

人間はプログレ。

2005年12月06日 02時13分49秒 | プログレ
人間は、前進・進歩し過ぎちゃったかな?自然の流れから。

こういう考えには反対する人が多いと思うけど、地球を支配する生物が1種類っていうのもおかしいと思わない?
どんなに頭の良い動物・植物であっても、自分自身や自分の生きている場所を、破滅させたり崩壊させる方法を思いついたりするかな?

自然の流れの中で進化して来たんだろうけど、それがあまりにも急に思える。その分、その逆も言えると思う。
宇宙ステーションだとか火星移住化計画だとか、やたらと先に進みたがるけど、その先に在るもの何て、戻ることしか無いと思う。

どんなに人間が色んなことをやったとしても、どこまで道を外れたとしても、最終的にはどの動物も同じで、繰り返すことしか出来ないと思う。『火の鳥』とか『ドラえもん のび太と鉄人兵団』とかを見れば分かると思うけど。

プログレがロックの批評(渋谷陽一論)なら、人間は自然の流れを批評しているように思える。


何だかんだ言っても、人間に生まれてきたことは良かったし、どんな命も奇跡だし、親に表現できないくらい、感謝してる。

プログレ:Emerson, Lake & Palmer『TARKUS』

2005年11月06日 23時47分39秒 | プログレ
個人的に色々とありまして、空白を埋めるかのように様々な意欲が湧いて来ている次第であります。

ようやく、ここに来て遂に、プログレ紹介です。
一発目はEmerson, Lake & Palmerの2nd『TARKUS』。中古でLPで購入。が、聞くための機材が長野に無いため、いまだに聞けず。
やっぱ紙ジャケは良い。迫力が違うね。
中ジャケがの画像が小さくてわかりづらいけど、三枚目の画像の左上の火山の下に白いのがあるんだけど、これ卵で、中からタルカス君が生まれた図なの。そして色々な敵と戦って、最後に右下の海に返っていくってストーリーなの。山から生まれて何で海に返るんだって話なんだけど、もう絵を見れば全て許されちゃう。ピカソのゲルニカみたいなもん。
あー、早く聞きたい。頭ん中グワングワン、イカせたい。

今一番欲しいプログレは、KING CRIMSONの1st『In The Court Of The Crimson King』。これを持たずしてプログレ好きを語っている自分が恥ずかしい。あとPFM(Premiata Forneria Marconi)の1stも欲しい。




献血はプログレ。②

2005年10月20日 19時15分55秒 | プログレ
25回目の献血へ行った。今回は前回の補足程度に。

どうやら、白血球はいくら採取しても白血病にはならないみたいさ。
そして、採取する成分と返される成分の分け方だが、遠心分離機により分けているそうだ。成分の比重の違いを利用しているとのことだ。

もっと詳しく知りたい方は、赤十字に直接聞いてみて。

人生がプログレ。

2005年10月16日 02時24分23秒 | プログレ
何故か、生きることがプログレに思える。

単純で安全な生き方があっても、それを選ばなかっただろう。
苦悩や不安、絶望、挫折。喜びも安らぎも、どこで何が来るか分からない方が良い。
偶然の出会いも突然の転機も、それらが全て必然なのでは無いかと考える。

波の激しさ、先の読めない展開。しかし、それらは全て繋がっている事に気付く。結局自分に返ってくる。
何かが欠けたら完成しない。生きること自体、完成など無い。もし完成があるとしても、それは『死』では無い。

『火車』はプログレ。

2005年10月14日 11時16分02秒 | プログレ
宮部みゆき著『火車』はプログレである。

失踪した甥の婚約者『関根彰子』は、実は他人であった。
次第に明らかになる2人の関根彰子の生い立ち。そこにある、不思議なまでに悲しい共通点。リンクする2人の記憶。絡み合う現実の苦悩。繰り返される人間の欲望。人間の深層部の狂気。新たな展開を予感・期待せざるを得ない結末。

「幸せになりたかっただけ。」

現代社会を風刺し警告を発信している。思考の坩堝に陥る。


献血はプログレ。

2005年10月06日 10時29分15秒 | プログレ
献血はプログレである。
全血ではなく、成分献血について語る。

注射をされ、体内から体外への血液の流れ。
機械の中で、必要な成分だけ濾されていく血液。
濾され、また自分の体内へ返ってくる血液の流れ。

いずれ誰かに輸血される、私の血液。
その人の中で生きる、私の血液。
その人に子供ができたとしたら、その子供の中で生きる、私の血液。
孫の代、曾孫の代までも受け継がれていく、私の血液。

血液の循環、血液の伝承…。
輪廻転生を感じずにはいられない。

壮大かつドラマティックなストーリーが、献血にはある。

↓献血のマスコットキャラクター『ケンケン』

MALICE MIZERはプログレ。

2005年09月19日 05時26分45秒 | プログレ
MALICE MIZERはプログレである。

と言っても一曲しか知らない。
けれど、その一曲はプログレである。

メジャー 1st Single『ヴェル・エール~空白の瞬間の中で~』である。

まるで中世を思わせるイントロの音階。散りばめられた絶妙な休符。
AメロからBメロへの移り方、サビからイントロへの移り方が素晴らしい。

美しさと激しさとドラマティックさと、プログレの要素バリバリである。プログレで無い方がおかしい。
ヴィジュアル系の要素も入った、完全にプログレである。

カラオケで何度か挑戦したが、必ずBメロで拍を見失う。
4/4なのか3/4なのかも分からない。変拍子なのかもわからない。
曲全体を通して非常に緻密に作られている。素晴らしい完成度である。

作曲のMana様は凄い。
凄まじい知識とセンスと才能の持ち主だと、この曲を聴いてつくづく思う。


向井秀徳はプログレ。

2005年09月15日 11時04分36秒 | プログレ
向井秀徳はプログレである。

NUMBER GILRのギターボーカルで、現在ZAZEN BOYSのギターボーカルである。

どこがプログレか?
存在自体がプログレである。

NUMBER GIRLをちゃんと聞いたことが無いため、ZAZEN BOYSについて語る。

『USODARAKE』、『YURETA YURETA YURETA』は、完全にプログレである。
プログレと言っても、YESKING CRIMSONとは違う。

それほど曲は長くなく、展開も多くない。
リズムとリフ。ここに凄まじいパワーとエネルギーをビンビン感じる。

変拍子でしか表現できない世界を感じる。

『和』プログレとでも言うのであろうか?個性がありすぎる。独特すぎる。変態である。HENTAIがいっぱいである。
歌はラップ調のくせに、リズムはプログレ。何なんだ、一体。そりゃ密造したハードリカーを水道水で割って飲むわ。

以前、2004年9月3日に帯広RESTでのLIVEを観た。
『COLD BEAT』のドラムソロっぽい所で、向井が跳ねだした。
反復横跳びみたいなステップで跳ね始めた。
ギターの吉兼さんを見ながら跳ね始めた。
『え!俺も!?』みたいな吉兼さんの表情。
結果的に、フロント2人が向かい合って跳ねる光景になった。
その間、アヒト・イナザワさんはドラムを叩き続けていた。
ベースの日向さんはじっと様子を観ていた。

プログレである。
あまりにも先に行き過ぎている。

先日発売された『HIMITSU GIRL'S TOP SECRET』のジャケットはショッキング・ピンクである。
歌詞を読むのに、ピンク地に黄色い文字のため、非常に目が痛くなった。


ドラえもんはプログレ。

2005年09月14日 11時26分07秒 | プログレ
ドラえもんはプログレである。

1984年公開の『のび太の魔界大冒険』を例に語る。

のび太は、魔法を使いたくなった。
プログレである。彼の想像が異次元である。

なんだかんだで猫型ロボットとダメ人間は、自分達にそっくりな石像を発見する。
家に持って帰るが、その石像は勝手に動き、唸り、消える。
それは未来からやって来て、魔法で石にされてしまった自分達だったのである。

この映画の一番のキーワードは、
『パラレル・ワールドの仕組みにより、一旦始まってしまった世界は後戻りできない』
子供にはパラレルの意味さえわからないだろう。

実際に観てもらうとわかるが、一筋縄では行かない、複雑かつ、時間を越えてリンクするストーリー展開。
全体的にダークに満ちた設定・映像。
その中にある、藤子・F・不二雄の伝えたいテーマ。

…プログレである。
まるで、YESの『Close To The Edge(危機)』を聞き通した感じに近いものを、感じた。

他に『のび太と竜の騎士』も深い。
ドラえもんと言うよりも、藤子・F・不二雄がプログレである。


車もプログレ。

2005年09月13日 11時08分48秒 | プログレ
今、私が一番欲しい車。
トヨタのプログレ

何故この車が欲しいのか?
プログレだからである。

プログレに乗って、プログレ爆音で走ってみたい。
高級感あふれるセダンで、難解度バリバリなプログレで走ってみたい。
「あいつプログレ乗って、プログレ聞いてるぜ。」と後ろ指さされたい。

この車のどこがプログレか?
わからん。ウインカーが変拍子を刻んでくれはしないだろうし。
ライトの形が好きだ。つぶらな感じがして。

高けーなー。最低でも350万かー。
FENDER '62 JAZZBASSが買えるな。


網走市はプログレ

2005年09月12日 12時13分52秒 | プログレ
網走市はプログレである。

網走刑務所が一番の観光スポットである。刑務所ですよ?受刑者の収容所ですよ?
こんな街、日本にありますか?

市内唯一の大学へ通ずる道の光景もすごい。
ゴルフ練習場→火葬場→ゴミ最終処分場の3連コンボである。
人間の娯楽、肉体の消滅、人類の負の遺産を、たった数キロの道のりで見ることができる。

この突然かつ変則的な場面転換…、プログレである。

ゴミが有料化になったのが、去年の10月である。去年の9月30日までは黒いゴミ袋で問題無しだったのである。
この、地球環境を考える時代に、今の今まで何をやっていたのだろう。
しかも一般ゴミ/資源ゴミ/粗大ゴミの3分別のみで、可燃ゴミ/不燃ゴミのなどの分別は未だに無い。
だから我が家のゴミのように、生ゴミとベース弦とプラスチック容器と金属ゴミが同じ袋にぶち込まれて捨てられるのである。
そしてそのゴミは、大学へ通ずる途中の最終処分場で埋め立てられている。
ゴミを焼却している様子は、無い。地球へ直行なのである。

ここまで来るとプログレと言うよりも、もはや「カオス」である。