プロブロ

Progressive Blog。世界はプログレで説明できる。

『火車』はプログレ。

2005年10月14日 11時16分02秒 | プログレ
宮部みゆき著『火車』はプログレである。

失踪した甥の婚約者『関根彰子』は、実は他人であった。
次第に明らかになる2人の関根彰子の生い立ち。そこにある、不思議なまでに悲しい共通点。リンクする2人の記憶。絡み合う現実の苦悩。繰り返される人間の欲望。人間の深層部の狂気。新たな展開を予感・期待せざるを得ない結末。

「幸せになりたかっただけ。」

現代社会を風刺し警告を発信している。思考の坩堝に陥る。


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2 コメント

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うむ (あいこ)
2005-10-14 16:05:28
火車はぶ厚いくせにすごい早く読めちゃうくらい先が気になる1冊だよね!みゆき先生は他のもおもしろいし、はずれのない1人だと思ってるよ☆
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うん。 (ちさこ信者)
2005-10-14 18:58:51
その通りだね。展開がそれほど早い訳では無いんだけど、読んでて長く感じさせないと思う。

レベル7もそんな感じだと思うね。
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