ランチセット(鮭・昆布) 290円+250円+800円(外税)
JR八幡宿駅東口そばに、目立つ配色にポップなフォントで「よっちゃん」と書かれ、おむすびのイラストが添えられたお店があります。
駅の利用客が手早くテイクアウトできるおにぎり専門店だと思い込んでいましたが、その実態は先入観とはだいぶ違ったものでした。
よっちゃんこと良江さんという女性がひとりで切り盛りする、厳選素材のこだわりのおむすびと、ランチタイムには手の込んだ和風のおかずがいただける意識高めのお店なのでありました。
夷隅米など県内産のブランド米のおむすびは、ベースの塩むすびが200円、鮭、昆布、明太子、梅、おかか、ゆかりといった定番具材のおむすびが220円~300円ほど。
いい素材を使うとこのくらいのお値段になってしまうのは仕方がないところです。
おにぎりのほかに要予約のランチセットというのがあって、800円を追加するとでおかずと味噌汁のセットがいただけます。
これはいいなあと思ったものの予約もしていないし、おにぎりを買って帰ろうと考えていたけれど店内にお客さんもいないことだし、イチかバチか予約なしでもOKか尋ねてみたら「できますよ」と快諾いただきました。(この日はたまたまOKだっただけで、席数も少なくワンオペ営業なので、ランチセットは要予約です!)
定番の具材、鮭と昆布の2種類のおむすびを選び、かぼちゃの煮物、ひじき、キンピラ、煮豆、玉子焼きにポテサラ、味噌汁がセットになった立派な和定食が出てきました。
ごはんがおいしいのはもとより県内産青混ぜ海苔の香りが高い洗練されたおにぎりに加え、素材の味を活かしつつ適度な出汁の旨味を感じる手作りのお惣菜はどれも秀逸で家庭料理の域を超えています。
少々値は張るけれど、その価値は十分あると納得のおいしさでした。
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