今日行われたWBA世界S・ウェルター級タイトルマッチ。
王者ミゲル・コットVSフロイド・メイウェザー。
メイウェザーは現WBC世界ウェルター級王者。
5階級制覇王者でもあり無敗の天才ボクサー。
かたやミゲル・コットは攻守万能型の3階級制覇王者。
中量級屈指のカードである。
結果は、大方の予想通り、メイウェザーの勝利。
大差の判定勝ちだった。
ただ判定とはいえ、見ごたえのあるボクシングだった。
メイウェザーの芸術的ボクシングにはKOに匹敵するくらいの華がある。
鉄壁ともいえるディフェステクニックと超速のオフェンス。
真の天才、ほんとうに穴がない。
もし彼を倒せる選手がいるとするならば185cmクラスの長身ボクサーだろう。
射程距離の長いメイウェザーの距離よりさらに外で戦える選手。
ロープ際での驚異のスウェー&肩ディフェンを打ち抜くロングパンチの放てる選手。
そのくらいしか思い浮かばない。
メイウェザーはかつて長身ボクサーのマルガリートとの対戦を拒否したことがある。
また、メイウェザーほどの実力ならミドル級で戦うことも十分可能である。
6階級制覇王者も夢ではないのにそれをやろうとしないのは、長身ボクサーとの対戦
を恐れてのことではないだろうか。
では、真逆の小柄なボクサー、6階級制覇王者パッキャオとの対戦を渋っているのは
なぜか?
それは・・・
しらね。
いろいろ駆け引きあるんでしょう。
金のこととか、半端ないパッキャオのスピードのこととか~