国内外の評判はすこぶるよい。
ゆえに、たいそう期待を込めて読んだ。
忙しかったこともあるが、上巻を読み切るのに4か月もかかった。
つまらん。
どこがいいのか理解できない。
SFとしてのスケール感、アイデアは優れている。
それは認める。
しかし、核心の追い求めている事件の小さいこと。
この程度の謎解きに手の込んだSFを持ちいる理由がどこにある。
もっと、どでかい謎に挑んでいいだろうに。
それは、下巻のお楽しみ、という隠し玉があるのかもしれないがもう遅い。
450ページも読ませてからでは遅すぎる。
読み通す気力が失せてしまった。
下巻も買ってはいるが、へたするとまた4か月間を無駄に過ごすことになる。
880円は捨てたつもりで別の本を読むことにする。
★★
365kcal