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時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

息子と彼女がやってくる

2014-10-15 01:15:45 | 日常

証紙代のお金をおろすようオカンにメールで伝えよう。

携帯でオカンからの着信を探して返信メールを送ろう。

それがなかなか見つからない。

着信は楽天と娘からのメールばかりだ。

一気にダーーーと画面を追っていく。

やっとあった。

2カ月前のメールだ。

そこには、オカンから伝言で、

「今日、〇〇と〇〇〇さんが家に来るよ」

と書かれていた。

〇〇は息子のこと。

〇〇〇さんとは息子の彼女のこと。

いや、正確には先週入籍したばかりの新妻だ。

エッ、なんやろ?

いやーな予感がする。

あーあれか。

きっとそうだ。

引き出物の数を増やしてくれだ。

いやまて、役場の面接試験のことか?

コネはないか、という相談か?

いずれにしてもなにかお願いごとだな。

きっとそうだ。

それから約3時間、モンモンとそのことを模索する。

無性に気になってしょうがない。

ん、まてよ。

今日とは夜のことだろうか、夕時のことだろうか?

食事はどうするのだろうか?

もう一度オカンのメールを見直してみよう。

パッと見ただけだったので時間を見落としたのかもしれない。

また、ダーーーと携帯の画面を追っていく。

そこでようやく理解した。

「今日、〇〇と〇〇〇さんが家に来るよ」

は二か月前のメールだったのだ。

あほくさ。