時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

『旅のラゴス』

2012-06-30 13:49:21 | 読書

私の中で筒井康隆の黄金期は1970年代だった。

あのころの筒井康隆には爆発的な面白さがあった。

その後1980年ころから作風が変わりだし、次第に筒井離れが始まった。

80年代中ごろ以降の筒井作品を私はほとんど知らない。

ちょうどその分岐点頃に発表されたのが『旅のラゴス』(1986年)である。

今年になってはじめて知った作品である。

読者評は高かったが、黄金期を過ぎた筒井作品にあまり期待はしていなかった。

出だしの部分は多少往年の筒井ぶしを感じさせるところもあったが、

残りの8割は、私の知らない筒井康隆だった。

かつての破天荒さはなくなり、相反するような流暢な作風に変わっていた。

筒井康隆らしからぬ、清涼感に満ちあふれた作風に変わっていた。

作風がまったく違うので黄金期の作品と単純に比較することはできないが、

完成度の高さにおいては黄金期の作品を完全に凌駕していた。

これは筒井作品とか日本SFとかいう小さなくくりで評するような作品ではない。

時代性やジャンルを超えた普遍的な名作である。

★★★★☆


曙太郎

2012-06-29 11:41:43 | 格闘技

すっかりプロレスラーが板についた曙。

ボブ・サップにペチャンコにされて以来、

横綱だったという記憶が遠のきつつある。

力士時代から鈍重だったような錯覚を起こしてしまう。

あらためて横綱曙を振り返ってみると、

あらまあ、

大した横綱だったのね~

◆ 幕内最高優勝:11回

◆ 通算成績:654勝232敗181休 勝率.738

◆ 幕内成績:566勝198敗181休 勝率.741

立派だよ。

グレートだよ。

そのまま引退していたら、だけどね。


漁夫の利

2012-06-27 00:58:10 | 日常

消費税法案→民主造反→分裂離党→衆院与党半数割れ→内閣不信任決議→可決→解散総選挙→民主党大敗。

ほくそ笑む自民党。

ただ、そう思惑通りにいくのかな?

「漁夫の利」で大勝できるほど世の中甘かねぇぞ~

ふふふ。

ふたを開けるのが楽しみだな~総選挙。

わくわくする。


民主採決造反

2012-06-24 01:44:06 | 日常

 

民主党またぞろ造反の雲行。

正義を貫く造反のようで、

その実、偽善と欺瞞に満ちた造反。

選挙をにらんだ下心みえみえの造反。

でも、それでも、ぶち壊してくれ。

野田内閣も民主党も、もううんざり。

解散総選挙で木端微塵に粉砕してくれ


棋聖戦第二局

2012-06-23 15:37:19 | 将棋

ニコニコ動画、今日の解説は高橋道雄九段。

顔デカッ。

聞き手は弟子の中村桃子女流1級。

顔の大きさ1/3。

高橋九段の趣味の話が聞けた。

ここまでオタクとは知らなんだ。

AKB、アニメ・・・

将棋の方は羽生二冠の優勢の模様。

          ◆ ◆ ◆

結果報告。

羽生ちゃんそのまま押し切って快勝。

名人戦の敗北をぜんぜん引きずっていないようだ。

さすが風の谷の羽生ちゃん~

なんのこっちゃ~