一週間前の記事ですが、的確すぎて驚いた。
スポーツナビ | 野球|プロ野球|コラム|与田氏が斎藤佑樹を分析 「7、8勝はできる」
(一部抜粋)
――最初に結論から聞かせて欲しい。佑ちゃんは、勝てるのか勝てないのか。
「ズバリ言って使えると思いますよ。7、8勝はできると思う」
――その心は?
「勝ち星には、いろんな条件が影響してきます。リリーフ、打線、守備などチーム力との関連が非常に深い。外野はもちろんですが、田中賢介と小谷野栄一の守備力は評価できます。小谷野は、ライン際に強いですし、金子誠、田中の二遊間の併殺力も含めた処理能力は12球団でトップクラスでしょう。斎藤は、ゴロを打たせるタイプですから、こういう守備力でヒットゾーンを締めてもらえる意味は大きいんです。『やられた』と思った打球がアウトになる心理的影響は、計り知れないですよ。私も新人時代、立浪和義の守備にどれだけ助けてもらったか。守備のいいチームは投手が育ちます」
・・・・・・・・・
――斎藤の長所は、どこになりますか。
「上半身の使い方と、インサイドワークですね。ボールをリリースすることには天性と思えるものがあります。ボール一個の出し入れのできる制球力があります。加えて、相手の狙いを読むことのできるピッチャーですね。バッティングカウントの1ストライク2ボールからふっとスライダーで誘ったり、逆に打ち気を感じない場面では、大胆にポンと、ど真ん中でストライクを取る。1球1球にあたふたはしませんね。メンタルが強いんでしょう。打者から見れば、手投げで、ボールも大したことがないと感じるのに打ち取られるということが続けば、ストレスが溜まりますよ。ますます斎藤有利の心理状態になりますね」
・・・・・・・・・
――逆に短所は?
「股関節の硬さですね。スムーズな体重移動ができずに左膝の開きが早いんです。だから左肩も早く開き、ボールに力が伝わらない。それでも、無理に速いボールを投げようとするから左足が突っ張った状態となり上体だけのピッチングになる。ボールがおじぎするんです。また、このフォームでは、疲労も早く出ます。このウイークポイントをプロのトレーニングの中で解決できないと、低めの変化球も見極められ、簡単に対処されるでしょう。1シーズンを乗り切ることは、しんどくなると思いますよ」
――つまり条件付きながら大成功の可能性もあると?
「おそらく先発しても、5イニング、6イニングでしょうが、そこでゲームをつくる能力はあります。僕は面白い存在だと思っています」
今日のピッチングは、与田が言っているとおりとなっているだろう。
・守備に助けられた。(逆に、守備に足を引っ張られると途端に弱くなる)
・相手の狙いを読み、打ち気をそらすピッチングで、ロッテ打線はストレスが溜まる。
・唯一、井口には最初から低めの球を見極められ、高めを痛打されている。
・5イニングしか持たない球数と疲れ具合だった。
ずばっと的中しちゃってるよねぇ。
これを覆すだけの要素があるのかどうか。
しかし、オープン戦・練習試合の最中は「シーズンに入ったら」と言われ、シーズン入ってみたら「あと数試合見て」と言われ、いったいどんな投手なんだろうかね。
スポーツナビ | 野球|プロ野球|コラム|与田氏が斎藤佑樹を分析 「7、8勝はできる」
(一部抜粋)
――最初に結論から聞かせて欲しい。佑ちゃんは、勝てるのか勝てないのか。
「ズバリ言って使えると思いますよ。7、8勝はできると思う」
――その心は?
「勝ち星には、いろんな条件が影響してきます。リリーフ、打線、守備などチーム力との関連が非常に深い。外野はもちろんですが、田中賢介と小谷野栄一の守備力は評価できます。小谷野は、ライン際に強いですし、金子誠、田中の二遊間の併殺力も含めた処理能力は12球団でトップクラスでしょう。斎藤は、ゴロを打たせるタイプですから、こういう守備力でヒットゾーンを締めてもらえる意味は大きいんです。『やられた』と思った打球がアウトになる心理的影響は、計り知れないですよ。私も新人時代、立浪和義の守備にどれだけ助けてもらったか。守備のいいチームは投手が育ちます」
・・・・・・・・・
――斎藤の長所は、どこになりますか。
「上半身の使い方と、インサイドワークですね。ボールをリリースすることには天性と思えるものがあります。ボール一個の出し入れのできる制球力があります。加えて、相手の狙いを読むことのできるピッチャーですね。バッティングカウントの1ストライク2ボールからふっとスライダーで誘ったり、逆に打ち気を感じない場面では、大胆にポンと、ど真ん中でストライクを取る。1球1球にあたふたはしませんね。メンタルが強いんでしょう。打者から見れば、手投げで、ボールも大したことがないと感じるのに打ち取られるということが続けば、ストレスが溜まりますよ。ますます斎藤有利の心理状態になりますね」
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――逆に短所は?
「股関節の硬さですね。スムーズな体重移動ができずに左膝の開きが早いんです。だから左肩も早く開き、ボールに力が伝わらない。それでも、無理に速いボールを投げようとするから左足が突っ張った状態となり上体だけのピッチングになる。ボールがおじぎするんです。また、このフォームでは、疲労も早く出ます。このウイークポイントをプロのトレーニングの中で解決できないと、低めの変化球も見極められ、簡単に対処されるでしょう。1シーズンを乗り切ることは、しんどくなると思いますよ」
――つまり条件付きながら大成功の可能性もあると?
「おそらく先発しても、5イニング、6イニングでしょうが、そこでゲームをつくる能力はあります。僕は面白い存在だと思っています」
今日のピッチングは、与田が言っているとおりとなっているだろう。
・守備に助けられた。(逆に、守備に足を引っ張られると途端に弱くなる)
・相手の狙いを読み、打ち気をそらすピッチングで、ロッテ打線はストレスが溜まる。
・唯一、井口には最初から低めの球を見極められ、高めを痛打されている。
・5イニングしか持たない球数と疲れ具合だった。
ずばっと的中しちゃってるよねぇ。
これを覆すだけの要素があるのかどうか。
しかし、オープン戦・練習試合の最中は「シーズンに入ったら」と言われ、シーズン入ってみたら「あと数試合見て」と言われ、いったいどんな投手なんだろうかね。