多少、更新がだれてきたところに、本業がじわじわと忙しくなり始めてしまい、Blog不精に拍車がかかりそうな予感。。。と、言い訳したり。^^;
今日も、ちょいと会議が延びて、タッチの差で電車を1本逃してしまったので、なにか電車で読む本は無いかとキオスクを覗いてみたら、「うる星やつら」が売っていたので、つい買ってしまった。
最近よく見かける、昔の作品を300円前後で売っているシリーズだ。
で、電車を待ちながら、読んでいたのだが、これが結構面白い。
もう20数年前の作品なので、多少は古い場面も出てくるが、もともと「うる星」は場所は「ある町」、年代は「現代」、舞台は「学校」という程度の曖昧な設定の中で話が進むので、そう違和感は無い。
何より、やっぱり高橋 留美子は、話のつくりが上手である。
さすがに、ギャグの切れは落ちるが、それでもつい「くすっ」と笑ってしまうし、いつの間にか、話に引き込まれている。
話も多いので、途中の数話をチョイスされれば、そんなに覚えてはいないので、ストーリーも結構新鮮な感じで読めてしまうので、これで300円なら安い。
それで、ふと思ったのだが、去年の夏に旅行に行ったとき、ホテルのローカルTVで丁度「うる星やつら」をやっていたのだが、そちらは妙に古臭くてつまらなかった。
もともと、TVアニメの方も話数が多くて、結構「あたりはずれ」が大きいので、単純な比較は出来ないのだけれど、ちょっと思いついたことは、「間合い」の問題だ。
何度か同じ事を書いたが、本や漫画の間合いは、自分で決める事ができる。
自分で作品を「演出」できるのである。
対してアニメは、その時代に合ったペース、タイミングで「演出」してあるので、「間合い」が当時の「間合い」で固定されていて、今の間合いとは合わなくなっていると思うのだ。
比較できないのでわからないけれど、きっと最初に「うる星」を読んだ時の「演出」と、今読んでいる「演出」は違っていると思うのである。
それはでも、「印刷物」に対して「映像」が残っていく事の難しさもあらわしているのだと思う。
今、漫画と同じように「うる星」のアニメを順序を変えて放送しても、多分、漫画並みの新鮮さを出す事は難しいと思うのである。
それが、小津映画の様な「生活感」のある映像であれば、その古い「間合い」が評価される事もあるのだが、何より「間合い」の大切な「ギャグ漫画」においては、「間合い」が合わなくなってしまうのは、致命的だと思った次第だ。
えっ、うん、結論としてはね。
高橋 留美子先生は偉い
不条理に『春』がきているではありませんか。
私は、アニメの『うる星やつら』は知っていますが
マンガは読んだ事がないのですよ、実は。
コンビニで昨日、見つけて「あれ?」と思った
あの本がそうなのかしら。
買って読んでみます。
ご無沙汰です。^^
春テンプレ気に入っていただけた様で。
マンガ、是非、読んでみてください。
ちょっと、ほんわかなれるかも。
表紙に高橋留美子先生のお名前があったからです。作品は、「高橋留美子劇場」で内容は単身赴任の中年サラリーマンのお話。
はっきりいって、新鮮味のある内容ではないし、オチもある程度は読めました。
が、しかーし、それでも最後まで読んでしまいました。これこそが、高橋先生の作家としての力量なのでしょう。
伊達に、生存競争の激しい漫画界で、20年以上も一線で活躍されてるわけではないのだなぁ、と改めて感心させられた次第です。
漫画とアニメの間合いについてもお話したいのですが、長くなるのでパスw
結論 高橋留美子先生は、とてつもなく偉い!ということでw
「高橋留美子劇場」
私も読んでしまいます。
どんなに「オチ」がバレバレでも、それを確認するかのように、読んでしまいます。
・・・もしかして、洗脳されているのでしょうか??
まあ、それだけ、高橋(以下、略)
Thank you for coming to me to meet.
Please comes again.
see ya!