地元有田川町産2種(楠本産・・・いくつか棚割り済み、釜中産・・・一株も棚割りしていない)です。両株とも例年
この時期は特に芸らしいものを表わしませんが今年は少し違うような。
平成29年6月17日撮影の楠本産(棚割り済み)
写真では分かりづらい(光の反射程度にしか見えない)ですが何枚かの葉にぼやっとながら
虎芸模様が見て取れます。例年秋口にのみ葉に透明感が感じられるものの休眠期にはいるとほぼ無地に
なってしまう本種。今年はいつになく明け方と日中に温度の高低差があり、その環境がどこか秋口の気候
に似ているんでしょうか。
平成29年6月17日撮影の釜中産(いまだ棚割りなし)
親木に子が2本。割り子2本と合わせ全部で5芽となりました。とりわけ苦節18年の成果です。
新葉の伸び始め時なども特に芸らしきものがあるわけでもなく、本種もまた秋口にのみ虎斑模様に
葉色が変わってくるものです。しかし休眠期からこの時期は一部の葉を除き無地となってしまいます。
こちら1番子。
こちら2番子。現状どちらも全くの無芸状態。もう少し根が充実してくれば試験的に環境を変えて、
芸の出具合いを観察(湿度の関係か気温の高低差かはたまた日照時間かなど)したいと思います。
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