(極)早生みかんの採り入れがひと段落してほっとしたのもつかの間。早くも次の(普通)早生ミカンの収穫に追われそうな雲いきです。ミカンは昼夜の寒暖差がいまいちだと色づきもいまいち(紅葉と同じくですね)。そのため今の寒暖差からすると色付きがやや遅れるのでは(実際、例年だと11月の1・2日に示される収穫目途用のサンプルみかんの明示が5日の午前と遅れ気味)との思惑でしたが一部には意外と色づきの良い畑もあって、間髪入れず妹からスタンバイの発令が。これから年末にかけてはミカン農家が一年で最も多忙な収穫・選果・出荷におわれる時期。そのためお手伝い程度の私ですがブログ更新もままならなくなるだろうと思うので、今回と次回の投稿をもって今シーズンの幕引きとなりそうです。
2024年10月27日 午前撮影
画像の銀翠は、株立ちの中にあって葉姿や柄行、紺性などすべてが自分好みの一芽を一本立ちさせたお気に入りの一鉢。が、それが続くかどうかはやはり風蘭次第・運しだい。現状はやや期待を外してしまっているかも。でも今後に期待を戻すまたはそれ以上に成長するかもしれない。この「諦めやトキメキ」が表裏一体の感覚も風蘭栽培の醍醐味で楽しみ方の一つ・・・・・ですよね・・・・・と、まぁまるで誰かに問いかけているようですが実のところは自分にいいきかせている記録投稿・・・・・といったところが本音かな。
上葉を見るに無地に向かっているよう。でも本種は相当な後暗み。おそらくですが後には縞が浮かんでくると思っています。
右下の画像には、一昨年の植え替え時に誤って根なしで外れてしまった子を差し込んでいます。下手に触らない方がいいだろうと根の状況などは確認していませんが葉の厚みや色艶から察するに、おそらく窮地は脱しているものと思われます。
少子の葉裏を見るにもっと墨芸を見れそうな気がしないでもないですが、残念!!大きくなるにつれその雰囲気がしぼんでいきます(建国系と同様、柄の入ったものは尚更のようです)。
下画像は、締った株立ちを目指そうと一時日強く、風当りよくとして作っていたものと日を抑え気味に作ってきた先のお気に入り一株の並べ撮り。
狙い通りの締まった株立ちとなってくれ、また、その後数年が経過した今も間延びすることなくいい状態を保ってくれています。普通の作に戻すと途端に元の姿に戻ろうとするものもありますが、本種はその部類ではないのかな?
先のお気に入りの記録文に相当な後暗みと記していますが案外そうでない芽もあるようです。左下の画像にある伸び出した立の葉のように早くも柄が浮かんでくるものもあれば知らず知らずのうちに柄が表れてくるものなど本種の本芸は今もっていずれにあるのか自分もわかりかねているような、それだけに興味の尽きない品種なんだろと・・・・・ポジティブ思考。
とにもかくにもとりあえずは柄も上々、いうことなしの大株にそだってくれ、感謝感謝
ですね。