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広報邂逅記

広報宣伝に携わる私が、世の中の面白いこと、美味しいものや温泉鉄道旅を紹介します。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。

さいとうラビットクリニック ROC 061216

2007-01-02 01:59:12 | Others
3月にたろーが天に召されて、ずっと悩んでいたことがあった。
それは、亡くなる時に「キーキー」と鳴いて逝ったことだった。
苦しくて鳴いたのか、「さようなら」なのか「ありがとう」なのか・・・
5回鳴いた言葉は、何だったのだろうか?
生まれて4ヶ月くらいの時に、お散歩と称してリードをつけて
花見に出かけたことがあった。
初めて見る人ごみに、たろーはびっくりして「きーきー」と鳴いた。
そのとき以来、鳴き声は聞いたことがない。
それだけに、たろーが鳴きながら逝ったことは
私の心に深く残り、誰にも言えなかった。
そして、そんなたろーに何もしてあげられなかった
自分が無力で、申し訳なく許せなかった。
12月16日 久し振りのROC(ラッビットオーナーズカンファレンス)が
あり、たろーの永眠も伝えなくてはならなかったので
意を決して参加することにした。
このROCは、うさぎの飼い主さんのために
斉藤久美子先生がボランティアで開催している勉強会である。
この日は年内最後の土曜日ということもあって
クリニックはROC予定の16時を大きく過ぎているのに
うさぎだらけ。なんと新記録の100羽を超えたらしい。
うさぎだけで患蓄が100以上というのも凄い!!
結局ROCが始まったのは18:30近かった。
勉強会も終わり、軽食をとりながらの懇談会。
この時、たろーのことを報告するとともに
勇気をもって、斉藤先生に最後に鳴いたことを聞いてみた。
すると、うさぎの最期の一つに鳴きながら亡くなるという
パターンがあると教えてくれた。鳴いている時には
もう気を失っているらしく、苦しくて鳴いているわけでは
ないらしい。
その他、痙攣して亡くなるパターンもあるらしい。
飼い主にとっては、すぅっと亡くなってくれるのが
切なくなくていいが、うさぎの習性のひとつなので
飼い主さんは、そんな姿を見たらつらいわよねぇ。と言われた。
心が晴れたわけでは、ないが少しは救われた気はした。
そして、さいとうラビットクリニックでは
亡くなられたうさぎさんの名前がスタッフルームの
ホワイトボードに書き込まれるということも教えてくれた。
亡くなったうさぎさんを哀悼するとともに
全スタッフが亡くなったうさぎさんを周知するためらしい。
もちろん、この日たろーの名前も書き込まれた。
カンファレンスの後で、そのボードを見せてもらったが
一つ月に20羽くらいのお名前が書き込まれていた。
確かに、新記録とはいえ1日に100以上のうさぎが訪れる
病院である。先生たちは、多くの死に接しているのだろうな・・・と
改めて思った。
まだ、たろーの代わりのうさぎを飼う気にはなれないが
斉藤先生にも会いたいので、いつかもう少し傷が癒えたら
飼おうかな・・・て気にはなれた。

この日、カンファレンスに参加し励ましてくださった
オーナーの皆さまに感謝です。ありがとうございました。

そして、さいとうラビットクリニックの先生、スタッフの皆さまにも
本当にありがとうございました。

これは、オーナーさんがお土産に持ってきたうさぎのマシュマロ。
中にあんこが入っているらしい。(かわいそうで食べられない。。。)




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