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広報邂逅記

広報宣伝に携わる私が、世の中の面白いこと、美味しいものや温泉鉄道旅を紹介します。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。

ブログ241108 母と娘の上高地旅〜河童橋から明神池--その5〜花崗岩と苔〜

2025-03-24 18:29:45 | Travel&Sightseeing
14:00
明神岳が見えてきました。


14:04
コチラのグロテスクなのは、なんと!
タラの芽です。

虫かと思ってギョッとしましたが、母は目を輝かせていました。
でも、たとえ葉が生えていたとしても、摘んではダメですよー!


確かに、葉が生えた状態をみるとタラの芽ですね。
葉が無いと、かなりグロテスクですけど。。。(^_^;)

▼タラの木
http://niftygoto.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-1c83.html
タラノキの葉痕はポツポツとネックレスのように奇麗に並んでいます。

14:08

14:08
苔です。

ガイドのフータさんによると、上高地の苔を見るためにやって来る苔マニアの人もいたそうです。
そのために、苔の勉強をしたといってました。


14:10
花崗岩(御影石)

花崗岩と御影石は別物ではなく、全く同じもののだそうです。単に花崗岩は岩石としての名前で、御影石は石材としての名称なのだそうです。

花崗岩はもろいので、根崩れして浮いています。


タモリさんが、喜びそうですね。

14:11
花崗岩は手で触るとポロポロと崩れてしまいます。(ネイチャーガイドの方の指導のもと、触ってます)
では、墓石で使われている御影石はなぜあのように硬いのでしょうか?
それは、磨くと硬くなるそうです。
不思議ですねぇ。

と、調べてみたら、磨くと硬くなるのではなく、最初は硬いけど、風化してマサ土となりもろくなるようです。
https://www.fuyo-geo.co.jp/geo_info/108




苔と花崗岩の美しいコラボですね


14:12
花崗岩と御影石は別物ではなく、全く同じものです。単に花崗岩は岩石としての名前で、御影石は石材としての名称なのです。ただ御影石という名前が有名なため、花崗岩全般を御影石と呼ぶようになりました。花崗岩は日本全国で産出され、町のいたる所で見る事ができるのですが、御影地区の花崗岩は他と区別するため本御影石と言う事もあります。



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ブログ241108 母と娘の上高地旅〜河童橋から明神池--その4〜不思議な木がいっぱい

2025-03-24 18:17:05 | Travel&Sightseeing
13:46
倒木が苔むして、ジブリの世界です。





13:46
上高地の苔です
https://fivesense.guide/blog/today/128523/

13:47
岩をまたぐようにして、木が生えてますね。
不思議です。

奥にある木が分かりやすいですね。
岩の上の苔に落ちた種が栄養を得るために、根っ子を下へ下へと伸ばした結果、このような形になったようです。
根っ子がタコの脚のようにも見えますね。

13:48
ガイドさんが図解してくれました。

「根上がり」というそうです。 
苔って、水分だけで栄養は無いんですね。
倒木の上に種が落ちると、いつか倒木は朽ち果てて、穴が空いた形になるそうです。

13:49
こちらは、根上った木に別の木がくっついていますねぇ。

こちらはまさに見ての通り「合体木(がったいぼく)」と言うそうです。

13:50
複数の木がくっつきあってしまうことを「合体木」と呼び、上高地では、木が若いうちに水で流されたり、倒木の上などの狭い場所に集中して生えたりした場合によく見られます。

▼上高地の不思議な木
https://fivesense.guide/blog/column/138149/

こちらも、白っぽい木がくっついていますね

土砂崩れで流された木も生きるために必死なんですね。

コチラの木は、両側から合体されてしまっています。
よっぽど、真ん中の木はシッカリとしているんですね。
 
複数の木がくっつきあってしまうことを「合体木」と呼び、上高地では、木が若いうちに水で流されたり、倒木の上などの狭い場所に集中して生えたりした場合によく見られます。

▼上高地の不思議な木
https://fivesense.guide/blog/column/138149/

13:51
これは、まさに若い木がくっついていますね!

13:52
まさに、合体中w
土砂崩れが多い場所であることが、わかりますね。

13:56
切り株の上で、子ザルがお食事中。
どんな森に変化していくんでしょうかねぇ


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ブログ241108 母と娘の上高地旅〜河童橋から明神池--その3〜一位の木と土砂崩れ跡

2025-03-22 11:04:45 | Travel&Sightseeing

13:38
この木は、「一位(イチイ)」という木で、80歳くらいだそうです。

イチイの木はとっても成長が遅く、他の木と同じように上に上に成長していると、光を奪われてしまうため、光を得るために横へ横へと枝を伸ばし、このようにアーチ状に道の上に伸びているのだそうです。

自然界で生き延びる工夫なんですね。
https://fivesense.guide/blog/today/21696/
河童橋から1.5km、明神池まで1.2 km
ちょうど半分くらい来ました。

本当に不思議なほど、横に枝を伸ばしていますね。

▼上高地の不思議な木
https://fivesense.guide/blog/column/138149/


13:40
倒木の上に再び猿がいます。


13:41
コチラは、赤ちゃんを胸に抱えたお母さん猿です。よく落とさずに上るものです。


13:41
土砂崩れの跡だそうです。

上高地での土砂崩れは日常茶飯事のようです

13:43
この白っぽい石というか岩が土砂崩れで流れてきた跡だそうです。

物凄い量が流てきたのがわかりますね。



しかし、こうして土砂崩れが起こり木が流されることで、次の新しい草木が芽吹くそうです。

自然とは恐ろしいけど、素晴らしい循環を繰り返しているようです。










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ブログ241108 母と娘の上高地旅〜河童橋から明神池--その2 猿との遭遇

2025-03-20 14:45:44 | Travel&Sightseeing

13:28
突然、遊歩道に猿が現れた!


13:29
樹齢250年のカラマツです。
ある日、風により折れてしまいましたが、下に残った枝を成長させ、生き延びたそうです。
老木だけに、腰が曲ったおじいちゃんにも見えると、有名だそうです。
https://fivesense.guide/blog/old/tsubuyaki/20461/


折れたことが、この写真から分かります。
実はこの老木、両脇に若い針葉樹を携えていたそうです。
右側の若い木は枯れてしまい数年前に切られてしまいまったそうですが、
両脇に若い木、真ん中に老木ということで、上高地では水戸黄門カラマツなんて呼ばれているそうですw
控えおろぅ〜


13:30
カラマツ林をのんびり散策



13:34
倒木の上に、猿を発見!


人間を気にせず過ごしてますね


13:35
冬に備えてお食事中


13:36
上高地では人間が猿に餌をやるのを固く禁じているため、人間の食べ物を知らないので、人間に餌を強請ろうと襲ってきたりすることはありません。

なので、人間が横を通っても、素知らぬ顔です。


熊笹の中にも隠れています


目を合わせなければ、人間を襲うことはないそうです。

この猿たちと、上高地でいつまでも共存出来るよう、上高地を訪れる人達は決して猿に餌を与えないように、お願いしたい。

外国の方が、知らないで餌をあげることはないのか?とガイドさんに聞いたら、上高地を訪れる外国人は教養が高いのでそういうことはないが、今後は心配だと言っていた。



13:37
並んで食事中


かわいいですね


後日、NHKの「ダーウィンが来た!」で上高地の猿を特集していました。
上高地には猿の群れが4つあり、私達が最初に出会ったこの猿さん達の特集でした。
4つある群れの中で、この集団だけが春の終わり頃に槍ヶ岳を目指し移動するそうです。
槍ヶ岳と言えば見るも恐ろしいあの断崖です!
なぜそんな過酷な移動をするのだろう?と思ったら、真冬は川の水量も少ないので、川に入って魚を捕まえて食べているそうですが、春が近づくと雪解け水量が増え魚が捕れなくなるし、春の若芽も夏になると固くて食べれなくなるそうです。
そこで、2、3カ月かけて移動し、食べ物を確保するそうです。
過酷な山登りですが、目指す槍ヶ岳は、これからが春で猿の好物のハイマツの実や若芽があるそうです。
赤ちゃん猿を抱えたお母さん猿や、子猿はかなり大変そうですが、皆な頑張って登っていきます。
そして、帰り道は秋の訪れに合わせて山を下りていきます。
自然の知恵なんですね。


■ダーウィンが来た! 2025年1月12日(日)午後8:00O.A.
▼槍ヶ岳を目指せ!ニホンザル 謎の登山
https://www.nhk.jp/p/darwin/ts/8M52YNKXZ4/episode/te/GZW25MQPGY/

▼「槍ヶ岳を目指せ!ニホンザル 謎の登山」制作ウラ話 
https://www.nhk.jp/p/darwin/ts/8M52YNKXZ4/blog/bl/p9oerqkz41/bp/pRGJygG02b/



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ブログ241107 母と娘の上高地旅〜上高地温泉ホテルから大正池

2025-01-06 19:06:55 | Travel&Sightseeing
快晴のお陰で穂高連峰が美しいです!
母と色々と相談し、大正池は1日目に行って、明日は明神池に行くことにした。



さっき、コロコロカートを2台引きながら歩いた田代橋です。
穂高連峰は、昨日、やっと雪化粧したようです。
例年より1ヶ月遅れで、本当に暖冬のようです。



撮ってもらいました。



本当に透明度は凄いです



手前の茶色い建物が上高地温泉ホテルです



ちゃんと水が流ていますが、透明過ぎて水が無いように見えます



母が少女に戻ったみたいに喜んでくれています。
頑張って連れてきてよかった!



自然を守るためか?
遊歩道には板が敷かれています。

本当は、梓川沿いというか、川にせり出した遊歩道があったそうなのですが、今年の豪雨で流されてしまい、復旧は難しいそうです。
美しさと相まって、自然の脅威ですね。


倒木も多いです。
ジブリの世界ですね



田代池、田代湿原です。

原生林のなかに、ぽっかりあいた湿原に広がる田代池。八右衛門沢などからの土砂によって流れがせき止められてできた浅い池だそうです。


空は真っ青で本当にコントラストが美しい。
左手から右手に向けて、雲がゆっくりと流れてくる。

壮大でドラマチックだ



上流に向かって右手の山並みです。
大正池までは、カラ松の紅葉が見ものらしいのですが、ほとんど落ちてしまっていますね。

▼田代池、田代湿原
https://www.kamikochi.or.jp/learn/spots/621/


春もキレイなんだろうなぁ。
新緑の時期にも一度、来てみたいですね







川沿いに出ました。



逆光ですが立木が神秘的です。
太陽が川面にうつります



焼岳です。
活火山で今でも噴煙が出ているそうです。

上高地温泉ホテルは、この焼岳の恩恵を受けて温泉を享受しています。












少し紅葉が残ってますね



意外に人は少ないし、外国の方がほとんどです



黄色の紅葉が多いんですかね?



写真では分かりにくいですが、本当に水がキレイです。
日本人はこういったものを大切に守っていかなくてはならないですね



小川の真ん中に石があって苔むしているのがすてき



小川に景色が映り、水鏡になっています
青い空までしっかりと映っていますね








小川の上が遊歩道的な橋になっていてます







再び開けた場所にでました。
ここが大正池のようです




穂高連峰がキレイにみえますね。
二日目の夜に参加したホテルの会長の話しでは、河童橋からは前穂高は見えないそうで、穂高連峰全体を観るなら上高地温泉ホテルより下がった位置じゃないとダメらしいです。


焼岳です


棚びく雲が幻想的で壮大でした。








大正池の説明看板です。
大正4(1915)年の焼岳の大噴火の際に生じた火山泥流が梓川をせきとめて出来たそうです。
水面に映る穂高の山々と池の中に林立〜。)ヌワカする枯れ木は、上高地を代表する景観の一つです。
とありますが、百年以上経つので池の中の立ち枯れの木はほぼ無い感じでした。

また、土砂で池の底も浅くなってきているようで、シーズンオフには、池底の土をさらう浚渫工事(土砂を取り除く作業)を1977年より続けているそうです。

https://fivesense.guide/blog/column/26443/





大正池の辺りは、少しだけ唐松の紅葉が残っていました。



本来なら、梓川沿いの遊歩道かあったそうなのですが、水害で壊滅的な被害を受け復旧は難しいそうです。
とても残念です。

再び、林に戻りバス停を目指します。
大正池ホテルの前の大正池バス停からバスに乗ります。
大正池ホテルは既に今シーズンは終了しており、少し寂しい感じでした。
5分ほど待つと、ちょうどよくバスが到着。
復路でバスに乗るなんて、少し賢くなりましたw

15:46 大正池前バス停

↓ 一駅 約5分 350円/人

15:51 帝国ホテル前到着 



15:58
再び帝国ホテル前で下車し、小川にいるツガイの鴨に再び会えました。



16:02
だいぶ暗くなってきました。


16:03
田代橋からの景色です。
無事に戻って来れました!
復路はズルしてバスに乗ってしまいましたが、約2時間の楽しい散策でした。



穂高連峰の配置です。


浚渫工事(土砂を取り除く作業)の船が大正池に浮かぶと、上高地のシーズンの終わりが近づいたと感じるそうです。

https://www.npfj.or.jp/kamikochi/blog/26482/



14:15 上高地温泉ホテルを出発

14:20 梓川で記念撮影
   大正池を目指して梓川沿いを歩きます!

14:50 田代湿原

15:10 大正池手前

15:31 大正池

15:40 大正池 出発

15:46 大正池前バス停
 ちょうどよくバスが到着
 大正池→帝国ホテル前 約5分 350円/人

15:51 帝国ホテル前バス停 到着

15:58 田代橋手前の小川

16:02 田代橋

約2kmの通常なら1時間弱の道のりみたいですが、散策したりのんびり歩いたので、倍くらいかかりました。
これで、明日のガイドつきのトレッキングは明神池を目指すことにしました。
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