エアポケットにおちたように

凪が突然やってきたときのようになることがある。
身近な周囲の動きが止まり、息を潜め、気配を消して
いるかのようになる。
はたらきかけが届かなかったのか足りなかったのか、
あえて通過しているのか、何も分からないまま、不安
や孤独が大きくなる。



発熱前の頭痛が、遠くから私を刺激する。



寒いようなだるいような。浮遊しているのに空咳は
気管支の表面をざらつかせる。



この状態で、わしづかみできるのか。
あの塊を。
この状態だから、かえってよかったのか。この状況が。

ピークにピーク？

明日〆切で昨日から本格的に風邪。
今回は本当の風邪。

多くを語り多くを伝え、気持ちは充実しても
のどは耐えうるだけの元気がなく。



明日とりあえず乗り切れば。