
今でこそクラシックをJAZZのアレンジで演奏することは珍しくありませんが、おそらくこのジャック・ルーシェはバッハをJAZZアレンジで取り上げた先駆けであり、商業的にも一番成功した演奏家でしょう。フランス人というのは、このように古典的なものを品を落とさずに、お洒落にリユースするのが上手いですね。
そもそもバッハの作品はJAZZに向いています。楽器指定が無い曲もざらだし、即興や装飾もやりたい放題ですから。その奥深さ、寛容性がバッハの大きな魅力だと思います。どんな下手くそが演奏しても立派にバッハになります。
私としてはイタリア協奏曲が一番のお気に入り。
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