どちらも故郷小倉の本屋さん。金榮堂は9年前に、ナガリも最近店を閉めました。
中学生になって初めて岩波文庫を買ったのがナガリ書店(ヘッセの「車輪の下」でした。当時の価格表示は★でしたね)。長細い店内で奥が文庫本、2Fが参考書関連、3Fが専門書だったかな。中学、高校、予備校といつもお世話になってましたっけ。学校からの帰り道、「これから、ナガレる?」が寄り道の合言葉でした。
金榮堂は電車通りに面した本屋さん。さほどスペースは広くない店内に本が威圧するように並べられていました。1Fレジの向こうには店主が座り、その背後にはマルクス・エンゲルス全集が、あたかも「お前らには絶対に売らないよ!」ってな感じで置かれていました。(どう考えてもレジ内に入らない限りそこに手を触れることは不可能でした) そしてこの本屋でつけてくれるカバーが何とも良かった・・・。伊丹十三が書いた絵がデザインされており、きちんと鋏で切って本を大切に包んでくれてました。
大型書店、複合書店の進出、ネット書店の台頭で街の本屋さんは減るばかり・・・。想い出もそれとともに減るばかりでしょうか。
中学生になって初めて岩波文庫を買ったのがナガリ書店(ヘッセの「車輪の下」でした。当時の価格表示は★でしたね)。長細い店内で奥が文庫本、2Fが参考書関連、3Fが専門書だったかな。中学、高校、予備校といつもお世話になってましたっけ。学校からの帰り道、「これから、ナガレる?」が寄り道の合言葉でした。
金榮堂は電車通りに面した本屋さん。さほどスペースは広くない店内に本が威圧するように並べられていました。1Fレジの向こうには店主が座り、その背後にはマルクス・エンゲルス全集が、あたかも「お前らには絶対に売らないよ!」ってな感じで置かれていました。(どう考えてもレジ内に入らない限りそこに手を触れることは不可能でした) そしてこの本屋でつけてくれるカバーが何とも良かった・・・。伊丹十三が書いた絵がデザインされており、きちんと鋏で切って本を大切に包んでくれてました。
大型書店、複合書店の進出、ネット書店の台頭で街の本屋さんは減るばかり・・・。想い出もそれとともに減るばかりでしょうか。
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