想い事 家族の記録

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名の無い感情。

2017-09-12 19:05:06 | 日記

じいの 胃ろう増設手術が決まった

以前は拒否していたじいだけど

やはり時間が立てば 気持ちは変わるんだね

でも 呼吸筋がダメになったら もう いい …

そう云った

先日会った時より 酷く 声がか細くなっていた

時間がない?

そんな気がした

でも 私が承諾したから 手術が受けられるかどうかの診察がまずはじまって

いけるようなら 主治医の説明をして 書類にサインしたら GO 

でも 今の病院ではできないから なんと

私の職場の病院に お泊りできて手術となりそう

なんか 頭の中 真っ白になった

その頭で オムツの件 次回の面接の約束など

看護師さんと決めたり 

一時間はあっという間に終わり 走ってバス停へ戻る

バスには間に合ったが 心臓がバクバクとなり

手先が 震えていた

それで どういう意味のものなのか知れないが 涙が止まらない

いきなり 胃ろう増設 という話に 気持ちがついていかないのに

じいがしたいなら そうすればいい と

結論は早かった

私は この日が来るのを恐れていた?

こんな筈じゃなかった?

やがて じいが迎えるであろう 胃ろう増設についてまわる 苦痛

それを 知ってるから 残酷だと想った?

私は じいに 生きていてもらいたいの?

それとも 逆だから そんな手術しなくていいと 本当はそう想ってる?

私は 安堵したのか 失望したのか

なんで 泣くのか判らない

正体不明の感情が ガクガクと 私の躰を揺らしていた

あっという間に 山を下り下りて いつもの町に帰ってきた

そこで少し買い物をして またバス待ち

久しぶりに薄暗い空の合間に 青空と 白い雲が見えた

嗚 なんて綺麗なんだろう

神様がそこにいるみたい

もこもこした雲に 刺さるように細い雲が一筋あって

まるで 龍のようにみえた

ゆっくり流れて 空に消えた

流されればいいのか

そう 想うように 悟るように 

何かの 合図かな

ようやく 躰の震えが止まった

明日 明後日仕事して

金曜日は 自分の診察日

土曜日に また 仕事

日曜日 もう一度 じいの病院に行く

あーあ 

新しいシフトが出来上がったというのに また 休みの申請をして

シフトの作り直しになる

私の所為で 職場に迷惑がかかる

直ぐには 会社に電話できず 夜になってしまった

明日 長にまず相談してみよう

担当のひとに 怒られるのは 嫌だし

それ以上に サボってる と思われるのは心外だ。






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